2級販売士過去問






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2級販売士第39回過去問「マーチャンダイジング(1)」
(平成23年10月5日)

第1問 仕入業務の留意点(文章穴埋め問題)

次の文章は、仕入業務を実施するうえでの留意点について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。

 適切な仕入業務を行うためには、〔ア〕と〔イ〕の合計が最も低くなる〔ウ〕を算出し、それを維持していくことが望ましい。
ところが、発注数量を増やすと〔エ〕ごとにかかる〔ア〕は相対的に低下するが、在庫量が増えた分だけ〔イ〕が増加する。
そこで、発注数量を少なくすると〔イ〕は低下するが、〔エ〕ごとの〔ア〕は増加する。このように、〔ア〕と〔イ〕の間には発注数量をめぐって〔オ〕の関係が存在する。

[語群]
1.コラボレーション
2.経済的発注量
3.最低手持ち数量
4.在庫コスト
5.品種
6.品目
7.販売計画数量
8.発注コスト
9.トレードオフ
10.最小手持ち数量

第2問 適正在庫の考え方に関する用語(組み合わせ問題)

次のア~オは、適正在庫の考え方に関する用語である。最も関係の深い文章を、右側から選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。

ア 商品在庫統制
イ 商品管理
ウ 過剰在庫
エ 在庫削減方法
オ 過少在庫

1.売れていない商品を排除して、商品カテゴリーごとに同一の商品回転率を示す品目を中心に品ぞろえする。

2.一定期間の在庫(投資)から何倍の粗利益高を稼いだかを判断する。

3.キャッシュフローが悪化するとともに在庫金利が増えることから、資金ショートを引き起こす。

4.売場の商品までを在庫と考え、すべての在庫を戦略的にコントロールする。

5.商品カテゴリーごとに仕入れる在庫の中身が価格面でアンバランスにならないように、上限と下限の幅を狭めて調整する。

6.売れ筋商品の欠品を招くにとどまらず、顧客満足度の低下要因にもなる。

7.アメリカ・マーケティング協会では、「商品の仕入、販売、在庫、価格などの統計資料の収集・分析を意味するもの」と規定している。

第3問 JANコードについて(正誤問題)

次のア~オは、JANコードについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。

ア JANコードの付番・登録業務は経済産業省が行っている。

イ JANコードの標準タイプ(13桁)で、最初の2桁は、業界コードを表している。

ウ JANコードの標準タイプ(13桁)で、3桁目から9桁目までは、当該商品のメーカーコードを表している。

エ JANコードの標準タイプ(13桁)で、10桁目から12桁目までは、当該商品の製造年月コードを表している。

オ ソースマーキングとは、生産過程ではなく、小売店で商品にマーキングすることであり、通常は生鮮食料品などに貼付することをいう。

第4問 損益分岐点(文章穴埋め問題)

次の文章は、損益分岐点について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。

損益分岐点とは、損益がゼロになる〔ア〕のことであり、次の計算式で求める。

2級販売士過去問図表

この計算式における変動費とは、〔ア〕の発生にともなって、〔ウ〕に生じる費用のことで、〔エ〕や広告宣伝費などがある。
一方、〔イ〕とは、店舗を営業しているだけでかかる費用のことで、〔オ〕や不動産賃借料などがある。

【語群】
1.粗利益額
2.限界利益
3.比例的
4.固定費
5.売上高
6.棚卸
7.減価償却費
8.売上原価
9.反比例的
10.顧客情報

第5問 値入計算(正誤問題)

次のア~オは、値入の計算例である。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。

ア 仕入原価60円の白桃に、売価値入率30%を設定したときの売価は、180円である。

イ 仕入原価1,200円のセーターに、売価1800円を設定したときの売価値入率は、60%である。

ウ 売価値入率30%を設定した売価1,000円のTシャツの仕入原価は、700円である。

エ 仕入原価350円のスキンケア商品に、400円の売価を設定して売るときの売価値入率は、20%である。

オ 値入額60円で売価値入率60%のりんごの売価は100円で、仕入原価は40円である。

模範解答(各2点×5×5問)

 
第1問 8 4 2 6 9
第2問 4 7 3 1 6
第3問 2 2 1 2 2
第4問 5 4 3 8 7
第5問 2 2 1 2 1


2級販売士第39回過去問題(H23年10月5日)

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