通信講座の講座内容やカリキュラムの見極めをしよう







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資格学校選択のための講座内容・カリキュラム基準を教えます

講座構成の基準

通信講座・通信教育の場合、講座内容はいくつかあります。ここで、講座内容とは講座の構成を意味します。主に、講義付きと教材のみの2つがあります。教材のみのものであっても、ポイント講義や直前期だけ講義がつくものなど、様々です。

基本的には講義付きが理解をしやすいのでおすすめですが、教材のみに比べて受講料は当然割高になります。ですから、ご自分の予算とも相談して決定してください。

ただし、目指す資格試験の合格率が10%を切るものは10%基準と言って、できれば講義付きのものを受講した方が良いと思います。10%基準について知りたい方は確認してください。

講座内容の基準

ここでの講座内容とは、講座の中身のことです。基本的にどの資格学校も、教材と講義メディアから構成されます。その他、講義のレジュメや配布資料などです。

ここで、重視したいのは教材です。教材とは、

  • テキスト(教科書)
  • 問題(問題集)

の2つに分かれます。テキストはどの資格学校でも付属しているものですが、問題集については異なる場合があります。資格試験に合格する上で問題集の存在は極めて重要ですから、どのような問題集が配布されるのかをしっかりと把握しておく必要があります。そこで、問題集に最も注目します。問題集は、

  • 1.問題集(いわゆる基本問題集。応用問題集などを配布する資格学校もある)
  • 2.模擬問題集(模擬試験を含む)
  • 3.過去問題集(過去の本試験問題)

の3つが主にありますが、2の模擬問題と3の過去問題が重要です。

模擬問題というのは、本試験で出題されそうな予想問題や本試験と同レベルの問題から構成されるものです。これは資格学校の最も力の入れているものですから、模擬問題が付属しているかどうかを確認してください。1回分だけでなく、少なくても3回以上はあった方が良いです。多くの資格学校では直前期に配布される教材です。

過去問題集は、本試験の問題を集めたものです。過去問題集を繰り返し解いておくことは非常に重要ですから、過去問題が付属しているか どうかもチェックします。付属していない場合は書店などで別の資格学校が出版しているものを買うことになってしまいます。できれば、教材一式に組み込まれ ている方が理想です。

問題は非常に重要ですから、どのような問題集が配布されるのかを必ず資料を請求してチェックするようにしてください。

資格試験における過去問題の重要性はこちら

カリキュラムの基準

カリキュラムはコースとも言います。総合コース、上級コース、速習コースと言ったものや初学者向けコース、中級者向けコース、上級者向けコースなどもあります。

名称はいろいろですが、受講対象者による区分けと考えて問題ありません。総合コースや初学者コースと言うのは初めて勉強する人向けのコースです。目指す資格試験の知識が既に相当あったり、一度試験を受験して不合格になった火となどは上級者コースなどを申し込みます。

速習コースや短期コースと言うものもあります。これは、一般的な総合コースを圧縮したもので短期で合格を目指す設定です。講義の進捗が非常に早く、必要なところだけを重点的に勉強するところに特徴があります。試験まで期間がないとか一度受験したが不合格だったのでもう一度ポイントのみ押さえ直したい、という人向けです。

通常は総合コースや初学者コースを選択すれば問題ありません。ここはそれほど資格学校間で比較をする必要はないところです。

模擬問題などが多く含まれている方が良いと前述しましたが、上級コースなどになると問題演習が中心のカリキュラムですから模擬問題(いわゆる答案練習)というものが多くなります。しかし、あくまで受験経験者が受講対象ですから、模擬問題が多いといっても上級コースの受講は避けてください。初学者や基本的な総合コース内で資格学校間で模擬試験の有無とボリュームを比較してください。

単科設定は注意

総合コースと言う名称がついていれば、通常は教材や問題集などが全てセットで、かつ、最初から最後まで一貫したカリキュラム構成になっています。

しかし、中には総合コースを分割して受講申込できる資格学校もあります。例えば、基礎コース・応用コース・直前コースと総合コースを3分割しているような場合です。このような分割でのコース申込は極力避けた方が良いです。

資格受験に慣れていたり、資格学校を頻繁に利用する人はむしろカスタマイズ性が高いので便利な場合もあります。しかし、普通の人はややこしくなったり、最終的にいろいろオプションを追加で申し込むことになったりして割高になってしまうことがあります。

カリキュラムが分割されているため安く感じてしまいますが、内容と受講料は比例します。総合的に全ての教材を含んでいる初学者コースなどを選択するようにした方が良いでしょう。

カリキュラムの回数

初学者コースや総合コースなど、初学者を対象とした同じようなコース設定でもカリキュラムの回数が資格学校によって異なることがあります。

多くの場合、講義の回数はそれほど変わりません。どこの資格学校も教えている内容にそれほど違いはありませんから、講義の回数も大差ありません。しかし、問題演習の回数によって全体の回数が大きく異なる場合があります。

通常のカリキュラムの流れは、講義を受けて、問題演習をするという流れです。問題演習のことを、模擬演習とか答案練習(答練)などと言います。問題演習では、問題を解いてその後に解説の講義を行うと言う流れです。講義のない通信講座は問題のみが配布されます。

この問題演習の回数が資格学校によって差があるケースがあります。資格試験によっても差があります。少ない学校だと1回のところもあれば、多い学校では10回行うところもあります。資格試験によっては、問題演習だけで100回以上行うものもあります。

問題演習の回数については、通常の総合コースであればそれほど変わりませんので、あまり気にする必要はありません。しかし、できれば回数の多いものを選んだ方が良いと思います。問題演習はアウトプットのプロセスですから、資格試験の勉強の中では最も重要です。




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