1級販売士過去問






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1級販売士第35回過去問「仕入計画と在庫管理」(平成20年2月20日)

第1問 (文章穴埋め問題)

[問題] 在庫投資の有効性を測定する手段として、一般的に商品回転率が用いられる。商品回転率を求める場合、[ア]で求める方法と[イ]で求める方法がある。[ア]で求める方法は、全取扱い商品の回転ならびに部門別の商品の回転を見るのに便利であり、[イ]で求める方法では、物量単位の在庫管理を実施する場合に便利である。
[ア]で求める方法では、[ウ]を[エ]で割り、[イ]で求める方法では、売上数量を[オ]で割って計算する。

[語群]
1 平均在庫高
2 金額
3 平均在庫数量
4 期首棚卸高
5 売上高
6 売上原価
7 商品投下資本回転率
8 売価値入率
9 平均単価
10 数量

第2問 (正誤問題)

[問題]

ア 随時仕入は、商品供給を安定的にしかも仕入価格を低く保つために有利な仕入方法である。

イ 大量仕入では、仕入経費を削減しうる反面、販売予測の狂いに対応したり、顧客の急な要請による小口の緊急仕入には応じられないといったデメリットがある。

ウ VCにおける共同仕入は、加盟店の独自性や地域特性に適合した商品を仕入れることが目的である。

エ 規模の小さな独立系小売店であってもVCの集中仕入を利用することによって仕入効率の向上が期待できる。

オ 売上仕入とは、売場に陳列された商品のうち、実際に販売された商品だけを仕入計上する方法であり、販売されなかった商品は、仕入計上されない。

第3問 (文章穴埋め問題)

[問題] OTB管理とは、[ア]のことであり、ある特定月の商品ごとの[イ]をある程度自動的に把握できるようにしたものである。[ウ]においては、[イ]が数量で示され、[エ]や季節品は種類別に金額で示されることが多く、また、[オ]が相対的に低い分野の商品の仕入管理に適している。

[語群]
1 価格
2 仕入高
3 死に筋商品
4 最寄品
5 流行品
6 商品構成
7 自動的購買高調節法
8 売上高
9 原価評価法
10 特売商品

第4問 (文章穴埋め問題)

[問題] 品質検査には様々な鑑定法が存在する。科学的鑑定法は科学的分析により、商品の[ア]の確認など商品の品質を評価する方法をいい、[イ]は、[ウ]の五感による検査を行って品質を評価する方法をいう。また、[エ]は、一定の標準商品や平均的な品質水準を持つ[オ]との差異を調べることなどにより、品質検査を行う方法である。

[語群]
1 実質個数検査
2 機能特性
3 商法鑑定法
4 販売者
5 未熟者
6 サンプル
7 取引条件検査
8 比較鑑定法
9 売価
10 季節商品

第5問 (正誤問題)

期中に次のような仕入れが行われた場合を想定し、次のア~オの文章のうち、正誤判断をせよ。

1回目の仕入単価 100円 仕入数量 25個
2回目の仕入単価 110円 仕入数量 15個
3回目の仕入単価 105円 仕入数量 10個

[問題]

ア 期末在庫が20個であった場合、先入先出法で計算すると期末在庫高は、2,000円となる。

イ 期末在庫が20個であった場合、後入先出法で計算すると期末在庫高は、2,150円となる。

ウ 期末在庫が20個であった場合、単純平均法で計算すると期末在庫高は、2,080円となる。

エ 先入先出法は仕入価格が高騰傾向にある場合、時価評価に近くなるため、期末在庫高は、高くなる。

オ 加重平均法によって期末在庫高を求める場合、すべての仕入商品の平均単価を求め、それに期末在庫数量を乗じて計算する。

第6問 (記述)

GMROIに関する下記の問いに答えよ。

1 GMROIを求める計算式を答案用紙の所定欄に記入しなさい。

2 次の条件の下でのGMROIを求めなさい。
純売上高 3,000千円
粗利益率 20%
売価値入率 40%
商品回転率 6回転

第7問 (記述)

小売業における商品ロスの発生原因とその具体的対策を、①廃棄ロス面、②販売機会ロス面、③値下げロス面からそれぞれ答案用紙の所定欄に記入しなさい。

模範解答 (記述問題は省略)

 
第1問 2 10 5 1 3
第2問 2 1 2 1 1
第3問 7 2 4 5 1
第4問 2 3 5 8 6
第5問 2 2 2 1 1


1級販売士第35回過去問題(H20年2月20日)

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