1級販売士過去問






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1級販売士第39回過去問「販売・経営管理(1)」
(平成24年2月15日)

第1問 (正誤問題)

次のア~オは、小売業2社の販売効率を比較している。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(10点)

ア A社は従業員数78名、年間売上高1,560百万円。
B社は従業員数46名、年間売上高966百万円。
この場合、従業員1人当たり年間売上高でみると、A社のほうが販売効率が高い。

イ C社は売上高対販売管理費比率25%、営業利益率2%。
D社は売上高対販売管理費比率30%、営業利益率5%。
この場合、粗利益率でみると、C社のほうが販売効率が低い。

ウ E社の売上総利益額は、320百万円、従業員数40名。
F社の従業員1人当たり年間売上高は25百万円、売上総利益率は35%。
この場合、従業員1人当たり総利益額でみると、F社のほうが販売効率が高い。

エ G社は年間売上高2,500百万円、従業員数100名、投下資本1,500百万円。
H社は年間売上高2,500百万円、従業員数120名、投下資本2,000百万円。
この場合、従業員1人当たり年間売上高および投下資本回転率のいずれでみても、H社のほうが販売効率が高い。

オ I社は1店舗当たり平均売場面積が150㎡、35店舗展開で年間売上高7,000百万円。
J社は1店舗当たり平均売場面積が200㎡、50店舗展開で年間売上高10,000百万円。
この場合、売場面積1㎡当たり年間売上高でみると、J社のほうが販売効率が低い。 

第2問 (文章穴埋め問題)

次の図中①~⑦は、ファイナンス・リース契約が成立するまでの過程を表している。図中の、〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)

1級販売士第39回過去問図表

【語群】

1.借請書の交付
2.ネットリース
3.物件納入
4.メインテナンス・サービス
5.売買契約
6.オペレーティング・リース
7.リース申込
8.レンタル契約
9.リース契約
10.代金支払

第3問 (正誤問題)

次のア~オは、債権の消滅時効期間について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(10点)

ア 民法によれば、月給、週給、日給、運送費などは、3年で消滅時効にかかる。

イ 民法によれば、一般の債権は、10年で消滅時効にかかる。

ウ 民法によれば、短期時効の定めがあるものであっても、裁判で確定した債権が消滅時効にかかるのは、確定後一律に10年とされる。

エ 民法によれば、メーカー、卸売業、小売業などの売掛債権は、3年で消滅時効にかかる

オ 商法によれば、商事債権の消滅時効期間は、5年である。

第4問 (組み合わせ問題)

次のア~オは、小売業の管理・組織体制について述べている。最も関係の深い用語を、右側の語群から選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)

ア 商品部、営業部、店舗開発部、財務部などのように、組織階層の基準を職務内容ごとにまとめて構成する。

イ 計画と実績との誤差を明確にし、それを一定範囲内にとどめる責任を有するスタッフを配置する。

ウ 標的市場ごとに組織を部門化し、個々の部門を利益責任単位とするとともに、本部機構を確立して全体を統制する。

エ 新規事業計画の策定などの際、日常業務を遂行する母体組織とは別に、各組織から臨時的にスタッフを選抜構成し、業務を遂行する。

オ 情報、知識、アイデア、ノウハウなど、社内に存在する見えざる資産を、全社的に共有し、効率的に活用する。

【語群】
1.コントローラー精度
2.コンピテンシー経営
3.ナレッジ・マネジメント
4.職能部門(機能別)組織
5.タスクフォース
6.事業ポートフォリオ
7.事業部制組織
8.分社化

第5問 (文章穴埋め問題)

次の文章は、企業における高年齢者の雇用について述べている。の、〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)

 企業が定年を〔ア〕未満に設定している場合、平成18年4月に施行された改正高年齢者雇用安定法にもとづき、〔イ〕を講じなければならない。
〔イ〕には、①定年年齢の引き上げ、②〔ウ〕の導入、③〔エ〕の廃止、という3つの制度が用意されているが、ほとんどの企業が〔ウ〕を導入し、〔オ〕をすすめている。

【語群】
1.労使協定
2.専門職等処遇制度
3.終身雇用
4.65歳
5.60歳
6.嘱託制度
7.高年齢者雇用確保措置
8.再雇用
9.定年制
10.継続雇用制度



1級販売士第39回過去問題(H24年2月15日)

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