1級販売士過去問






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1級販売士第39回過去問「販売・経営管理(2)」
(平成24年2月15日)

第6問 (記述)

企業集団の経営分析を行う場合の一指標として、利益の連単倍率がある。利益の連単倍率に関する①~④の問いについて、答案用紙にそれぞれ1つずつ簡潔に記入しなさい。(25点)

①企業集団の連結財務諸表と親会社の個別財務諸表から連単倍率を求めるには、一般的にどのような計算式が用いられるか。
②連単倍率が1以上の場合、企業集団が獲得する利益が、一般的にどのような状態にあることを意味するか。
③連単倍率が高いほど良いと判断できるのは、親会社が獲得する利益がどのような状態にある場合か。
④連単倍率が1未満の場合、企業集団が獲得する利益が、一般的にどのような状態にあることを意味するか。

第7問 (記述)

人事考課の際に、評価者が陥りやすい下記①~⑤の心理的誤差傾向の種類について、その意味を答案用紙にそれぞれ簡潔に記入しなさい。(25点)

①ハロー効果
②寛大化傾向
③中心化傾向
④対比誤差
⑤近接誤差

模範解答 (日本販売士協会作成)

 
第1問 2 2 1 2 1
第2問 7 9 5 3 10
第3問 2 1 1 2 1
第4問 4 1 7 5 3
第5問 4 7 10 9 8

記述式

第6問


・連結当期純利益÷個別当期純利益
・企業集全体の利益÷親会社の利益

・親会社の利益よりも企業集団全体の利益が高い状態
・子会社などの利益が、企業集団全体の利益を押し上げている状態
・子会社などが、企業集団全体の利益獲得に貢献している状態

・子会社などだけでなく、親会社も高い利益を獲得している状態

・親会社の利益よりも企業集団全体の利益が低い状態
・子会社などが、企業集団全体の利益を押し下げている状態
・子会社などが、企業集団全体の利益獲得に貢献していない状態

第7問

①ハロー効果
被評価者の際立った特徴など部分的印象から先入観が生じ、全体評価を行ってしますエラー。
②寛大化傾向
全体的に評価が甘くなり、評価結果が実際よりも高めになるエラー。
③中心化傾向
評価結果が両極端になるのを避けて、中央に集まってしまうエラー。
④対比誤差
評価者自身の性格や能力などを基準として、被評価者を評価してしまうエラー。
⑤近接誤差
評価要素が近くに配列されていたり、あるいは時間的に近いと、各評価要素の評定結果が類似してしまうエラー。

(日本販売士協会作成のもの)※基本的には公式回答として考えて問題ありません。



1級販売士第39回過去問題(H24年2月15日)

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