2級と1級での繋がりを大切にして対策を行う






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1級販売士の対策に2級の傾向を組み込む理由とは?

販売士検定は、大幅な試験制度の改正がここ数年にわたって行われてきました。その影響を大きく受けるのは、2級販売士と1級販売士検定試験です。

3級はそもそも基本的な内容が中心であったため、科目制度の変更などはそれほど大きく影響を及ぼすことはありませんでした。また、1級および2級販売士に先行して改正が実施されており、すでに安定期に入りつつあります。

しかし、2級販売士については、平成20年の10月試験から改正が行われ、その動向が注目されました。そして、平成21年実施の1級販売士への改正へと繋がります。

今回の販売士検定の抜本的な改正は、大きな柱として、「時代の流れに即した内容への刷新」と「1級・2級・3級の体系統一化」の2点が挙げられますが、各級の体系統一化は1級販売士の受験対策上非常に重要です。特に、先般実施された2級販売士の新試験内容の分析は特に重要と言えます。

2級販売士の過去問題をチェックする

過去の1級販売士の試験内容および試験問題は、2級・3級とは科目構成も異なり、全く異なる試験と言っても過言ではありませんでした。しかし、今回の改正の趣旨である「各級の科目体系統一化」を重視すれば、2級販売士と1級販売士の試験内容等はかなり近づくことが想定されます。

1級販売士には2級・3級販売士には存在しない「記述式試験」がありますが、これを大きな特徴として捉える以外、問題の内容等(客観式試験)は2級販売士とそれほど差がない、という可能性もあります。(過去の1級販売士試験では、2級販売士の分析は科目内容が異なるため基本的に無視される傾向にありました。)

そこで、新試験となる1級販売士を受験する方で、前回行われた2級販売士の過去問題をまだチェックしていない方は、一通り出題内容や傾向をチェックしておいた方が良いでしょう。同じ日商が主催する検定試験に日商簿記という検定がありますが、日商簿記の場合も2級と1級の内容にはかなりの関連性があります。

2級販売士の過去問題をチェックする上で必要な視点はいくつかありますが、基本的には客観式対策として考えた前提で見るのがベストです。仮に、2級販売士と1級販売士の本試験問題作問者が同じだとすると、2級販売士の科目ごとの出題の特徴が、そのまま1級販売士の問題にも反映される可能性があります。

特に、新しく実施された2級販売士の本試験問題では科目間で例えば図表がある問題が出題されていたり、科目によっては統計値など暗記していないと解けない問題が出題されたりと、それなりの傾向が分かります。その傾向を1級販売士に引き継ぐかどうかは分かりませんが、少なくても1級販売士の客観式対策の一つの指針としては大変貴重な問題だといえます。

まだ、2級販売士の過去問題をしっかりと確認していない方は、最低でも1度は目を通して、科目ごとの特性や難易度、出題内容や傾向をチェックしてみてください。肝心の2級販売士最新の過去問題は当サイトでアップします。



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