2級販売士第35回過去問「マーチャンダイジング(2)」
(平成19年10月3日)
第6問 棚割りについて(正誤問題)
次のア~オは、棚割りについて述べている
ア 棚割りとは、一定のゴンドラスペースに顧客が買い求めやすいように商品を配置する表を作成することであり、ディスプレイの前段階の作業である
イ 小売業が売場の棚替えを行う理由の1つに、季節商品の入れ替えがある
ウ プラノグラムとは、プラン(Plan)とダイヤグラム(Diagram)を組み合わせた造語であり、コンピュータによって部門別の売上管理を行うソフトウエアのことである
エ 棚割表の作成の手順は、商品の品ぞろえ(組み合わせ)に始まり、ディスプレイの実施で終わる
オ チェーンストアにおける棚割りは、一般に店長が作成する
第7問 値入の計算(正誤問題)
ア 仕入原価60円の商品に、売価値入率40%を設定したときの売価は、100円である
イ 仕入原価80円の商品に、売価100円を設定したときの売価値入率は、20%である
ウ 売価値入率30%を設定した売価100円の商品の仕入原価は、70円である
エ 仕入原価60円の商品に、80円の売価をつけて売るときの売価値入率は、20%である
オ 値入額40円で売価値入率40%の商品の売価は100円で、仕入原価は、60円である
第8問 在庫管理(文章穴埋め問題)
帳簿上の在庫金額と実在する商品在庫高のくい違いの原因には、来店者の[ア]によるものや、店舗への[イ]での伝票との食い違い、そして[ウ]の発行忘れなどがある。したがって、小売業は年に最低2回は正確な在庫状況を把握し、[エ]のデータ修正を行う必要がある。そのための業務が[オ]である。
[語群]
1 入荷時点
2 在庫管理日報
3 ローコストオペレーション
4 棚卸し
5 キャッシュフロー
6 仕入原価
7 値下伝票
8 POSデータ
9 販売
10 万引
第9問 商品回転率(文章穴埋め問題)
商品回転率とは、売上に対して[ア]が何回使われたかを示す指標であり、在庫を維持、調整することによって活用されている。したがって、商品回転率は、商品を仕入れて、それらが販売された[イ]によって測定される。この商品回転率の求め方には、商品の売価、原価、そして[ウ]を用いる3つの方法があり、[ウ]の場合は[エ]別、サイズ別、色別などの売れ行きの速度を見極めるのに適している。たとえば、ある商品が1年に4回転したということは、その商品は[オ]ごとに入れ替えられたことを意味する。
[語群]
1 死に筋商品
2 最短期間
3 平均在庫
4 部門別管理
5 商品の種類
6 3か月
7 プライスライン
8 平均期間
9 数量
10 2か月
第10問 損益分岐点(正誤問題)
次のア~オは、損益分岐点について述べている
ア 損益分岐点とは、損益がゼロになる売上高のことであり、「売上高-費用=0」の計算式で表す
イ 売上高から固定費を差し引いた収益を限界利益という
ウ 損益分岐点の計算式は、損益分岐点[P]=(変動費[V])÷(1-(固定費[F]÷売上高[S]))である
エ 変動費とは、売上高の発生に比例的に生じる費用のことで、売上原価などがある
オ 固定費とは、売上高の発生に関係なく必要となる費用のことで、一般的には役員(店主)給料手当や減価償却費などがある
解答
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第6問 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 |
第7問 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 |
第8問 | 10 | 1 | 7 | 2 | 4 |
第9問 | 3 | 8 | 9 | 5 | 6 |
第10問 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 |
2級販売士第35回過去問題(H19年10月3日)
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