2級販売士第35回過去問「小売業の類型(1)」
(平成19年10月3日)
第1問 流通の機能や役割について(正誤問題)
次のア~オは、流通の機能や役割に関連したことについて述べている
ア 生産と消費の間において所有権、財、情報が移動することを流通懸隔という
イ 生産と消費の間における所有権のフローを物流、財のフローを商流、情報のフローを情報流という
ウ 所有権移転の典型例としては、売買契約があげられる
エ 物流は、場所的な隔たりである時間懸隔を架橋する役割を担っている
オ 流通情報の種類には、取引情報、物流情報、市場情報、販売促進情報などがある
第2問 リベートの概要について(文章穴埋め問題)
リベートとは、主にメーカーが小売業などから一定期間の取引高を基準とした[ア]を一旦受け取った後に、一定の期間をおいて、その一部を小売業などに[イ]するものである。
代表的なリベートは、販売促進を目的とした[ウ]リベートや、大口取引奨励リベートであり、その支給方法には取引額に応じて[エ]に支給するものや累進的な[オ]リベートとして支給するものなどがある。
[語群]
1 定率的
2 棚スペース賃借
3 割り引く
4 販売代金
5 季節的
6 定番商品
7 払い戻す
8 積み立て式
9 数量
10 売上目標達成
第3問 フランチャイズチェーンとボランタリーチェーンの共通点と相違点(文章穴埋め問題)
共通点として、チェーンオペレーションによる[ア]のメリットを追求する組織化された小売業であることや、[イ]の多くの小売店によって組織形成されていることなどがあげられる。
相違点として、フランチャイズチェーンは、本部と加盟店がパッケージ化された[ウ]で成立していて、原則として加盟店が[エ]に参画していない。これに対し、ボランタリーチェーンは、加盟店の[オ]な意思に基づいて組織が結成されており、[ウ]が比較的緩やかで、加盟店オーナー自身が[エ]に参画できることなどがあげられる。
[語群]
1 立地
2 独立資本
3 大資本
4 グローバル
5 自発的
6 規模
7 スーパーバイザー
8 本部経営
9 契約関係
10 同一資本
第4問 店舗形態別小売業の商品政策特性について(正誤問題)
次のア~オは、店舗形態別小売業の商品政策特性について述べている
ア ライフスタイルアソートメント型専門店の商品政策では、商品の種類(品群)を限定して、品種ごとの品目数を拡大する
イ 百貨店の商品仕入形態には、買取仕入、委託仕入、消化仕入などがある
ウ 総合品ぞろえスーパーは、衣料品、食料品、生活関連用品を一同に集めたワンストップショッピング機能が特徴である
エ ドラッグストアの品ぞろえで重視されるH&BCとは、処方箋調剤のことを指す
オ ホームセンターは、その品ぞろえの特徴によって、一般的にDIY志向型とバラエティ型に大別される
第5問 チェーンストアの運営について(選択問題)
ア 曜日や時間帯ごとの繁閑に応じた出勤計画や作業割当によって、生産性向上をはかる
イ 仕事を分業し担当者を専任化することで、業務の効率化や生産性向上をはかる
ウ 店舗で販売する商品を本部か一括して仕入れることにより、原価の引き下げや販売競争力の強化をはかる
エ 本部集中型管理運営に依存するだけでなく、個々の店舗が自店の商圏内顧客特性に応じた独自の店舗運営をはかる
オ 店舗規模や形状、ゾーニング、レイアウト、作業方法などをできる限り統一することで、店舗運営のローコスト化をはかる
[語群]
1 エリアマーケティング
2 セルフサービス
3 標準化
4 スペシャライゼーション
5 スパン・オブ・コントロール
6 レイバースケジューリング
7 セントラルバイイング
解答
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 |
第2問 | 4 | 7 | 10 | 1 | 9 |
第3問 | 6 | 2 | 9 | 8 | 5 |
第4問 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 |
第5問 | 6 | 4 | 7 | 1 | 3 |
2級販売士第35回過去問題(H19年10月3日)
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