3級販売士の専門用語が覚えられずに困っています。良い方法はありますか?
回答: あせって覚えようと思わない
3級販売士検定試験の場合、基本的には専門用語を覚えていれば合格が可能です。ですから、用語を覚える、つまり、用語の意味を押さえることは3級販売士の合格のためには必須となります。
どのような資格試験でも同じことですが、「覚える」(記憶、暗記)ことからは逃げることができません。そして、多くの受験生が覚えるということに対して嫌気が差し、自分の記憶力の無さを呪い、勉強から離脱します。これは、大変もったいないことです。
そもそも、人間の記憶力は人によってそれほど差がないことが分かっています。それでは、なぜライバルはしっかりと記憶しているのでしょうか?それは、同じことを「繰り返している」からです。
繰り返せば嫌でも覚える
あなたは漢字を覚えるのに、2回程度書き取ったぐらいで覚えましたか?そんなことはない筈です。おそらく、何十回いや、何百回と繰り返す中でようやく覚え、そして実際に文字として書けるようになったはずです。それは、今使っている日本語を話すという動作についても同じです。
つまり、人間と言うものはそもそも1回や2回で何かを覚えることができる動物ではありません。少なくても、5回程度は繰り返さないと覚えることは困難なのです。一方で、たったの1回で覚えてしまうこともあります。それは、例えばとんでもない恐怖経験や、五感を使って味わった体験など。このような、インパクトある出来事はたったの1回で覚えてしまうことができます。これらを利用して暗記しようと言うものが、世の中に出回っている「記憶法」や「暗記法」です。
ただし、3級販売士の用語に関して言えば、それほどインパクトのあるものでもなく、強制的にインパクトを与えて覚えるということには無理があります。ですから、「繰り返す」ことが必要です。
同じものやことを繰り返すと、人間というものはなぜか必然的に覚えてしまうものです。これを利用します。ですから、「覚えよう」「覚えなければならない」などと考える必要はありせん。「そう簡単には覚えられない。だから繰り返し読もう」と言うように、パラダイムを変えて考えれば良いのです。
高確率合格法では、問題を解くことよりも「読む」ことを重視しています。解こうとすると、覚えていないことがやたらに目に付き、勉強するのが嫌になってしまいます。しかし、解けなくて当然、まずは「繰り返し読もう」という考え方であれば、それほどの苦痛ではありません。そうこうしているうちに、不思議にも勝手に記憶として定着してしまうものです。覚えようという意識は重要ですが、それがあまりに強すぎると挫折の原因になります。覚えなくても良い、その理由は繰り返し読んでいれば必ず覚えてしまうから。
3級販売士第64回(2009年7月)試験対策情報
最終仕上げ
よくある質問
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- 3級販売士の勉強にサブノートの作成は本当に不要でしょうか
- とりあえず受験申込みはしました。今から始めて1ヶ月で合格できますか
- 3級販売士の専門用語がなかなか覚えられずに困っています。良い方法はありますか
- 3級販売士は学生の受験生が多いと聞きました。社会人では不利でしょうか
- 3級販売士だけでなく2級・1級販売士へとステップアップを考えています。今から気をつけておくことはありますか
- 2級販売士を目指しています。3級販売士は受験しておいた方が良いでしょうか
- 継続的に毎日少しずつ勉強するのが理想とのことですが、時間が取れる時にまとめて1日5時間など勉強しても良いでしょうか
- 3級販売士の資格合格は就職や転職に役立ちますか
- 3級販売士の計算問題が苦手です
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