模試を受験して公務員になる

独学受験者の最高の問題集が公務員公開模擬試験

独学での公務員試験受験者にとって不安な要素はいくつかありますが、教材の入手先が限定されていることがあります。公務員受験予備校や公務員受験専門学校の通学講座や通信講座を受講している公務員受験生は学校を通じて最新の情報を入手することが出来ます。しかし、独学の公務員受験生は情報収集に限界があるため、そこで差が付けられてしまう可能性があります。

この「最新の情報」をいかにして入手するのか、ということが公務員試験を独学で目指す受験者にとって課題となるわけです。書店などで公務員受験に関するテキストや問題集はたくさん入手することができますが、最新の傾向という点では公務員試験を専門に研究している公務員受験予備校には敵いません。

模擬試験は最新の傾向を反映している

公務員受験予備校や公務員受験専門学校が実施する公開模擬試験（模試）は最新の傾向を踏まえた問題で構成されています。科目にもよりますが、時事問題なども最新の内容を取り入れて、より本試験に近い形式で作りこみが行われています。

独学者には不足する最新の傾向やトレンドを踏まえた問題、および出題傾向は公務員試験を独学で目指す人にとって非常に重要な情報源です。これらが、、公開模擬試験を受験することで入手することが可能なのです。

模擬試験は威信をかけた予想問題

公務員受験予備校や公務員専門学校は、予想問題を的中させることに相当な労力を使っています。これは、的中問題を出すことにより自分の学校に受験者を集めることが出来るわけで、そういう意味では模擬試験の精度は公務員受験予備校や公務員受験専門学校の将来を背負うと言っても決して言いすぎではありません。

どの受験生でも、的中問題を多く出している学校のカリキュラムを信頼するはずです。ですから、公務員受験予備校や公務員受験専門学校は公開模擬試験に相当チカラを入れています。

そして、その精度は年々上がっており、実際に模擬試験からズバリ本試験で出題される問題も相当数に上っています。だとすれば、模擬試験を受験した人と受験しない人の間には、かなりの得点差がついてしまう可能性があります。

本試験を攻略するためには、いかに良問を入手するかが重要となります。そして、最も良問は過去問題になるわけですが、過去問題は地域によっては公開されていない場合もあります。その場合、何が最良の問題集になるかというと、公開模擬試験なのです。

公開模擬試験の構成は、基本的には過去問が大多数で、そこに最近の傾向やトレンドを踏まえた内容構成となっています。ですから、極限まで自分が受験する本試験に近い内容となっています。そのため、最終的には公開模擬試験を徹底的に復習することが合格への近道となる訳です。

公務員試験の場合には、公開模擬試験は少なくても2～3校程度のものは受験した方が良いと思います。選び方にも実はポイントがあります。