自分の努力を見えるように可視化する







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努力と言う情報を見える化する価値と効用

資格試験の勉強において、膨大な情報を上手く整理し集約するのは大変重要なことです。この情報の中には、学習履歴も含まれます。学習履歴を残していない受験生も多いようですが、非常に役に立つものですからしっかりと残しておきたい情報と言えます。

学習履歴と言っても、難しいものではありません。その日に勉強した時間と内容をノートにメモを取っておくだけです。ただ、この簡単なメモの積み重ねが後で大変役に立ってきます。

例えば、資格試験には勉強時間の目安というものがあります。これが当てになるかなるかどうかは微妙ですが、例えば社会保険労務士は800時間とか、いろいろ巷で言われています。当然、勉強のやり方や効率などによって受験者により開きはあるでしょうが、一般的な合格者の勉強時間の目安としては参考になります。

自分の勉強時間をメモっておけばこれらの時間と比較することが可能になります。いったい、自分はどのくらい今勉強をしたのだろう、ということが明確に分かるようになります。

勉強とは大変孤独な作業です。楽しいことと言ったら、「テストで良い点を取る」ことと「勉強していることを自分で把握する」の2つくらいです。高確率合格法では、本試験以外のテストで高得点を取ることはそれほど重要視していません。しかし、勉強している事実をしっかりと残し、それを把握することは重要視します。

勉強した過程を残しておくと、いろいろな分析が可能でそれをいろいろと活用することが可能となります。例えば、およそ600時間の勉強が必要と一般的に言われている試験で、現在300時間ほど勉強しているとしましょう。残り期間は2ヶ月で、今まで3ヶ月間勉強してきたとすると、今のペースで勉強して行った場合には本試験までに500時間の勉強時間しか取れないことになります。この場合、勉強時間を増やすか、勉強の効率や質を高めることが必要になってきます。

同じように、問題集にはいつ、どの問題をやって、できたかできなかったか、の3点の情報を必ず記載しておくように推奨しています。これにより、次に問題を解く際に「できなかった問題」から優先に解いたり、「昔にやった問題」から優先に解くなど、さまざまな活用ができるようになります。さらに、問題は繰り返し解くものですから、メモの記載が増えるに従って、自分がどのくらい勉強をしたのかも一目瞭然で、モチベーションを高めることも可能になるのです。

学習履歴を残すことは誰でもできる大変簡単なことです。にもかかわらず、その重要性に気づいている受験生が少ないのも事実です。あなたは必ずメモを取るようにしてください。具体的には他の章で説明していきますが、私はカレンダーを買ってきてそこにメモを取っています。

メモですから、1日の学習時間とやったことぐらいです。問題をやったのならば、問題集のページ欄外に日付とできた○できなかった×を記述しているだけです。慣れてしまえば、勉強している最中に勝手に手が書いていってくれます。そんな簡単なメモですが、これが本試験間際の直前期に大変有効な資料となってくるのです。日記を日々書いている方は、そこに書いても良いかも知れませんね。ただ、問題については直接問題集に書いた方が早いですし、情報の集約という観点でも良いと思います。方法はいろいろあるので、あなたの好みでやってみてください。




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