面倒なことは資格学校に任せておこう







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情報収集などは資格学校に任せて問題演習を優先

勉強の進め方については、資格学校のカリキュラムにそのまま乗っていけば問題ありません。

一般的な資格学校のカリキュラム構成は、

  • 基礎期(講義が中心)
  • 応用期(問題演習や特殊な内容の講義など)
  • 直前期(模擬問題や改正項目の講義など)

どこの資格学校もこの流れに大差はありません。ですから、この流れに逆らわず乗っかっていけば良いのです。資格スクールの講座を受講するメリットは、このカリキュラムの乗ることができることと、みんなが知っている内容を的確に押さえている、の2点です。もちろん、これ以外にもたくさんのメリットがありますが、この2点が最大のメリットといって良いでしょう。

資格学校の提供するカリキュラムに乗っかっている限り、他の受験生に遅れをとることはありません。これは結構重要で、資格試験の勉強をしていると他の受験生の動向が気になるようになります。他の受験生は敵ではありませんが、あなたのライバルであることは事実です。

他の受験生を気にするあまり、いろいろな情報を集めて情報に埋もれてしまう受験生も多いのです。しかし、資格学校の講座をカリキュラム通りにこなしていればそのような情報過敏になる心配もありません。

似たケースで、自分が受講している資格学校以外の資格学校がどのような指導をしているのかをとても気にする受講生がいます。

ただ、大手の信頼できる資格学校であればどこの資格学校の内容もそれほど大差はありません。細かい部分で若干異なる内容などを指導したりしていますが、合否に影響を与えるレベルではありません。

難関資格になるほど、他校の情報が気になる受験生が多く、中には2校3校と掛け持ちして受講している人もいますが、そこまで過敏になる必要はありません。ただし、例外的に模擬試験は各資格学校の本試験に対する予想問題であり、その精度は高いものですからいろいろな資格学校が実施する模擬試験を受験することは意味があります。模擬試験の扱いについては、詳しく別の章でご紹介します。

これだけは注意しておこう

資格学校のカリキュラムの完成度は高いものですが、この流れに乗っかっていくだけでは一通り資格学校のカリキュラムをこなしただけであって、それだけで合格できるほど資格試験は甘いものではありません。

資格学校が提供するカリキュラムに乗ることで、講義の進捗度合いを合わすことは可能ですが、問題をこなす進捗度合いは人によりかなり差がでます。

資格試験に合格するためには「本試験でみんなが知っている問題を正確に正答できるようになること」が絶対条件です。それを達成するためには、資格学校が提供する「講義」のカリキュラムに加えて自分で勉強をする必要性が出てきます。資格学校では、講義をいついつまでに聴くことが良い旨のカリキュラムは提供しますが、問題をいついつまでにこなして、いついつ復習する、というカリキュラムは基本的に提示しません

合格のために最も重要である問題をこなす作業は全て自分でコントロールする必要があるのです。これが、資格試験の勉強で最も難しい部分であるといっても良いでしょう。この、「自分で勉強する」ことの中心になるのが「復習」です。復習の中心は「問題の反復演習」になりますが、復習については別の章でご紹介していきます。

講義を聴くことについては、多くの受験生が資格学校のカリキュラムに従って自宅でも学校でも行うことができるようです。(ただし、通信の方は講義を溜め込む派としっかりこなす派に明確に分かれますから、あなたは溜めずにしっかりこなす派になるようにしてください。溜め込むとやることが異常に多いように思えますし、実際に多くの量を短期間でこなす必要があり、挫折する可能性が高くなります)

しかし、復習をコントールするのを苦手とする受験生は少なくありません。問題の反復が合否の明暗を分けるだけに、復習をどの期間で行い、どのように継続するのかが大変重要です。

問題の頒布が合否を分けることを忘れないでください。

過去問の着手について

過去問題の重要性は高く、過去問題をいかに早期に攻略することができるのか、が合否を左右することも多いです。しかし、資格学校では過去問の配布が遅れたりするケースもあります。

過去問は、講義の進行に伴って関連箇所をすぐさまチェックし、読んでおきたいところです。そこで、資格学校での過去問配布が遅れるようであれば、別途購入するか、ネット等で入手して最初から講義の進行と並行してチェックできるようにしておくと良いと思います。

また、過去問も書店に行くといろいろな体裁のものがあります。年度別や項目別、一問一答式などいくつかの種類がありますので、資格学校で配布される過去問がどうも使いづらい、見づらいという場合は、自分で使いやすいものを購入すると良いと思います。

市販の問題集は、独特な視点で問題が作成されていたりするので、あまり購入をおすすめしませんが、過去問はどの書籍を買っても内容は同じです。特徴が出てくるのは、区分(項目別や年度別など)と解説の充実さです。購入する場合には、特に解説が詳しく載っているものがおすすめです。

いろいろな過去問の解説を見てみるとわかりますが、書籍によって解説している視点がかなり異なっています。この解説を複数読むことは、今後問題を見たり解くうえでのあらたな視点となりますから、結構重宝します。自分が持っている過去問ではよく分からなかったものが、解説が変わるだけで簡単に理解できるということも多いです。

金銭的に余裕がある人は、書店に行って別の過去問を購入してみるのも良いと思います。(ただし、何冊も買うことは避けてください。1冊で十分です。あまりたくさんの教材を増やすと、やらなければいけないことが増えるような錯覚に陥ってやる気をなくすことにもなりません)




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