1級販売士過去問






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1級販売士第38回過去問「マーチャンダイジング(2)」
(平成23年2月16日)

第6問 (記述)

消費者の評価にもとづいて決定される価格の一つに、「心理的価格」がある。その心理的価格の具体的な名称を3つあげるとともに、消費者に与える効果および代表的な商品カテゴリーを答案用紙に簡潔に記入しなさい。(25点)

第7問 (記述)

コンビニエンスストア・チェーン業界が生み出した「共同配送システム」の”メリット”を2つ、答案用紙にそれぞれ2行程度の文章で記入しなさい。(25点)

模範解答 (日本販売士協会作成)

 
第1問 5 9 6 4 3
第2問 2 2 2 1 1
第3問 1 1 2 2 2
第4問 2 8 5 10 4
第5問 1 2 2 2 2

記述式解答

第6問
(1)名称:名声価格
効果:価格がステータスの高さや他者との差別性を示すという点で、消費者に満足感を与える。
商品カテゴリー:高級ブランド品(衣料品、バッグ、時計等)、高級外国車、高級化粧品など
(2)名称:慣習価格
効果:消費者が許容する価格の範囲内で価格を設定しているため、消費者からみると妥当な価格という印象を与える。
商品カテゴリー:缶入り清涼飲料水、チョコレート、ガムなど
(3)名称:端数価格
効果:あえて端数を示すことで消費者に割引やセールをsいていると感じさせ、実際以上に安い印象を与える。
商品カテゴリー:家電量販店の家電製品、スーパーマーケットの食料品や衣料品など

第7問
・商品を温度帯、カテゴリー別に共同配送センターに集約し、一括して各店舗に配送することで、1店舗1日当たりの配送車両台数、配送人員の大幅な削減が実現でき、物流配送作業が節約できる。
・各店舗の発注数に応じた商品を共同配送センターで一括混載して配送することで、配送車両の積載効率が高まり、配送ロットが大きくなる。同時に、各店舗における検品時間が削減できる。
・各店舗の発注・販売データや在庫情報をメーカーと共有することで、需要のピークに合わせて商品を計画的に生産できる。

(日本販売士協会作成のもの)※基本的には公式回答として考えて問題ありません。



1級販売士第38回過去問題(H23年2月16日)

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