1級販売士過去問






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1級販売士第40回過去問「小売業の類型(1)」
(平成25年2月20日)

第1問 (文章穴埋め問題)

第1問 次の文章は、ショッピングセンタの動向について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)

 一般社団法人日本ショッピングセンター協会によれば、2011年12月末における日本のショッピングセンターの総数は、3,090となっている。この中でキーテナントの数が1核のショッピングセンターは、約〔ア〕%を占めている。そして、ショッピングセンターの総数のうち都道府県別の数で最も多いのが、〔イ〕である。
 1ショッピングセンター当たりの平均面積は、約〔ウ〕平方メートルであるが、2007年をピークに〔エ〕の傾向にある。また、ディベロッパーのうちショッピングセンターの開発を専業とする業者は、全体の約〔オ〕%となっている。

【語群】
1.大規模化
2.60
3.東京都
4.40
5.愛知県
6.14
7.30
8.32,000
9.小規模化
10.15,000

第2問 (正誤問題)

次のア~オは、平成21(2009)年度商店街実態調査報告書(中小企業庁)における商店街の一般的な動向について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(10点)

ア 商店街の空き店舗が埋まらない理由について、割合が高い方から順に挙げると、「業種が合わない」、「家賃が高い」、「商店街に活気がない」となっている。

イ 商店街において商店主が退店(廃業)した理由は、「大型店の進出」よりも「商店主の高齢化・後継者の不在」の方が多い。

ウ 商店街の経営的課題として個店経営の改善策が挙げられるが、対応した割合が高い方から順に挙げると、「店舗改装・店内レイアウトの変更」、「販売促進の強化」、「パソコン・ITの活用」となっている。

エ 商店街の経営的課題としてのハード事業について、「繁栄している」と回答した商店街が実施している割合が高い方から順に挙げると、「アーケード」、「街路灯」、「カラー舗装」となっている。

オ 商店街の経営的課題としてのソフト事業について、「繁栄している」と回答した商店街が実施している割合が高い方から順に挙げると、「商店街ブランド」、「祭り・イベント」、「防災・防犯」となっている。

第3問 (正誤問題)

次のア~オは、フランチャイズ・システムにおけるロイヤルティの徴収方式について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(10点)

ア 粗利益分配方式は、フランチャイジーの最低限の収益を保証しようとする考え方にもとづいている。

イ 商品代替供給方式は、商品やサービスシステム自体に十分な収益と他企業に対する競争力があると考えているため、商品やサービスなどの本部の売上収入がロイヤルティの代わりになっている。

ウ 営業規模比例方式は、「フランチャイジーへの指導コストは粗利益率に比例する」という考え方にもとづいている。

エ 定額方式は、売上高比例方式や粗利益分配方式よりも割高に設定され、市場規模の大きなチェーンで採用されることが多い。

オ 売上高比例方式では、フランチャイジーの業績が悪いときにも、フランチャイジーの利益を保証できないことが生じる。

第4問 (組み合わせ問題)

次のア~オは、ドラッグストアにおける専門性の領域に関する事項である。最も関係の深い文章を、右側から選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)

ア 価格政策の専門性
イ 仕入政策の専門性
ウ 店舗政策の専門性
エ 陳列技術の専門性
オ 購買促進政策の専門性

1.個客のデータベース化とDMなどによる顧客情報の維持
2.業態コンセプトと地域の消費者に提供するベネフィットの明確化によるポジショニング設定。
3.独自の商品カテゴリーのグルーピングと棚割りによる比較選択制の提供。
4.店内イベントの企画による需要喚起。
5.他業種からの商品ラインの取り込みの強化。
6.サプライヤーとのパートナーリングによる商品カテゴリー・ミックスの強化。
7.商品カテゴリーの拡大と単品ミックスによるバラエティの強化。
8.継続的購買を促進する経済性の追求によるバリューの提供。

第5問 (文章穴埋め問題)

次の文章は、適切な補充発注の方法について述べている。文中の〔 〕の部分に、語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)

 小売店経営における〔ア〕と欠品を改善するためには、商品カテゴリーごとの単品管理体制を確立し、〔イ〕をできる限り正確に立てることによって、〔ウ〕と仕入を適切に実行することが重要である。たとえば、イによる自動補充発注システムを導入することによって、〔エ〕の高い商品に対し、顧客への高度なサービスレベルを設定し、〔オ〕していくことによって、売れ筋商品の在庫を常に充実させることができる。

【語群】
1.経費率
2.組織化
3.モニタリング
4.荷役作業
5.需要予測
6.ITFコード
7.発注作業
8.売上貢献度
9.物流コスト
10.過剰在庫



1級販売士第40回過去問題(H25年2月20日)

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