1級販売士第40回過去問「販売・経営管理(2)」
(平成25年2月20日)
第6問 (記述)
職能部門別組織や事業部制組織と比較したマトリックス組織の長所と短所について、それぞれ2つずつ答案用紙に簡潔に記述しなさい。(25点)
第7問 (記述)
問題解決能力を養成する教育方法には、①プロジェクト法、②イン・バスケット法。③マネジメントゲーム、などの手法がある。それぞれの手法の概要を答案用紙に3行程度で記述しなさい。(25点)
模範解答 (日本販売士協会作成)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 10 | 1 | 5 | 8 | 4 |
第2問 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 |
第3問 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 |
第4問 | 3 | 5 | 6 | 1 | 7 |
第5問 | 2 | 7 | 5 | 10 | 4 |
記述式
第6問
長所
①異質の組織要求を満たせる。
・恒常的対応(効率性向上)を動態的対応(変化適応)をミックスすることで、緊密な関係を形成する。
②複眼的な責任体制で、ガバナンス上のリスクの相互監視ができる。
短所
①2ボス・システムなどによる指令系統の混乱を生じやすい。
・地域担当、商品担当の各マネージャーが存在し、連絡や管理が複雑になる。
・内部調整が複雑になり、業務プロセスが複雑になる。
②意思決定が遅くなりタイミングを逸したり、妥協的な意思決定をしてしまう恐れがある。
・関与者が増え、調整に要する時間も増え、意思決定が遅れやすい。
・意思決定のメカニズムが不明瞭になる。
第7問
①プロジェクト法
受講者をグループ編成し、日常業務に密着した課題を与えて問題解決のための行動訓練をさせるものであり、PLAN、DO、SEEに至るまでを、一貫して体験させる。
②イン・バスケット法
未決箱に入った多数の書類を処理するとき、どのような基準と判断で処理し、既決箱に入れたかをグループ討議で分析し、管理者の思考パターンや能力、決断力、パーソナリティなどの総合力を明らかにしながら、自己革新プログラムを策定・実践する技法。
③マネジメントゲーム
参加者一人ひとりが社長となって、会社を設立するところから経営を展開し、P/L、B/Sを作成するとともに、その分析結果から次期戦略プランを立案。成績を競わせがら一連のマネジメントサイクルを回す技法。
(日本販売士協会作成のもの)※基本的には公式解答として考えて問題ありません。
1級販売士第40回過去問題(H25年2月20日)
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