合格の最終確認!これだけは押さえておきたい






トップページ » 2級販売士対策 » 最終確認事項-2級販売士第36回本試験用

2級販売士第36回本試験向け最終確認事項

2級販売士検定試験合格に向けて、最終的に確認しておきたい事項を整理しました。残り数日間の勉強方法としての参考にお役立てください。

合格のための条件

どのような状態になれば2級販売士の本試験に合格できるのか、と言うことをもう一度確認しておきます。日本商工会議所では、2級販売士の合格基準を「筆記試験の得点が平均70%以上で、1科目ごとの得点が50%以上」と公表しています。

つまり、各科目で最低でも50点以上は確保しないと、いくら他の科目で点数をカバーして全体で70%を超えても合格はできない、ということです。

ですから、苦手科目を作らない(あるならば早めに克服する)状態にしておく、あるいは、苦手科目(得意でない科目)があったとしても、50点以上は獲得できる状態にしておく、ということが非常に大切になってきます。

今後の勉強の指針

先ほどの合格のための条件を鑑みて、今後の勉強の方針を組み立てます。

まず、第一にやらなければならないことは、苦手科目(あるいはあまり勉強のウエイトをおいてこなかった科目)を少なくても50%以上獲得できる状況にすることです。

苦手科目の判断方法は、最も良いのは問題に出来た出来なかったのチェックをしっかりとしていた人は、出来ない印がたくさんついている科目が苦手科目と思って良いでしょう。そのような作業をしていなかった人は、自分の感覚に頼るしかありませんが、その場合は注意してください。感覚と実際に出来る出来ないに差がある場合が多いです。つまり、自分では苦手意識があるが実は得点が取れる、自分では苦手意識がないが実は得点が伸びない、というケースが多いからです。できるだけ客観的に自分で評価することが必要です。

 苦手科目を判断したら、まずはそれを克服する必要があります。いくつかのパターンを上げておきます。

・他の科目と同じように、同じ量(時間)だけ問題をこなしているが点数が伸びない
⇒この場合、当該科目は自分との相性が悪い可能性があります。ですので、最低でも50%を獲得することを目標にして、用語を徹底的に押さえるようにしましょう。基本的に、最低限の用語の意味や内容を押さえていれば50点以上は獲得できるはずです。

・そもそも気乗りしない科目だったので、あまり勉強をしていなかった(他の科目に比べて勉強量を減らしていた)
⇒この場合、相対的に他の科目に比べて勉強量が減っていますので、今から問題をこなすことで得点力をアップできる可能性があります。ですから、気乗りしないのは分かりますが、最後だと割り切って一気に問題をこなしていきましょう。(他の科目に比べて勉強量を相対的に増やします)

・計算式などが多いので、前日ぐらいに暗記で対応しようと思った
⇒このような場合、それはそれで学習戦略と言う観点では間違いはありませんが、前日や当日の朝に覚えられる量には限界があります。ですから、できれば今からコツコツと覚えることを開始してください。覚えるだけで点が取れるとしたら、早めに着手する価値はあります。

得意科目を伸ばすより苦手科目を強化する

基本的に、残り時間は「苦手科目を徹底的に潰す」ということに注力します。一方で、得意な科目があるという人はその科目の点数を伸ばすべく、得意科目を重点的にやるという傾向も多いのですが、オススメしません。

得意科目であればある程度の高水準で本試験で得点できる確率が高いです。すでに、80点から90点を取れる実力があるのならば、あとはそれを維持することで十分です。90点を100点にするのは、とても大変ですが、40点を60点にするのはそれほど難しいことではありません。

一つの科目を徹底的にこなしたとしても、他の科目で50点を切ればそれでアウトです。仮に2科目しかない試験だったとして場合、ある科目が100点で、ある科目が49点の場合、総得点は149点ですが合格することはできません。一方で、ある科目が71点、ある科目が69点の場合、総得点は140点ですが50点未満の科目がなく平均して70点以上のため合格となります。

2級販売士のように複数の科目試験でかつ科目ごとに肢切りラインが設定されている場合には、どれだけバランス良く得点することができるか、ということが求められています。特定の科目で高得点を狙うのではなく、全科目で満遍なく得点できることが合格のポイントです。まだ残り時間がありますので、とにかくバランスよく得点することを重視して、苦手科目を優先的・重点的に着手するようにしてください。

新しい問題に手を出さない

ある程度各科目で高得点を取れる人は、余裕あるいは更なる得点力増強のため新しい問題集などに手を出す人もいます。

しかし、今の時期に新しいものに手を出しても何の意味もありません。頭を混乱させる効果はありますが、本試験で得点を伸ばす効果は全くありませんので、新しい問題集に手を出すことはご法度です。今の問題集に飽きてきたのは分かりますが、我慢して同じ問題を繰り返しこなしてください。

余裕がある人は3級をみておく

ある程度バランスよく点数を取れる状態にある人、余裕が出てきた人は3級の用語をチェックしておくことをオススメします。2級販売士の出題内容は、「2級販売士のハンドブックから80%以上出題される」旨が公表されていますが、実際は90%程度がハンドブックから出題されています。

そして、残り10%がどこから出題されているのかというと、実は3級の範囲から出題されているケースが目立ちます。この場合、ほとんどが用語の知識を問うものであり、平易な問題です。つまり、3級の復習をしておくことで簡単に点数を積み上げられる可能性があります。

ですから、余裕のある人は3級販売士の用語のチェックをしておくと良いでしょう。



2級販売士第36回試験対策情報
本試験合格直前チェック
対策最新情報

販売士検定情報サイトNo.1

おかげさまで販売士の情報量No.1! 3級から1級まで対応しています。
2008年の運営開始から更新を続け、情報量が多くなっております。販売士合格へ向け有効にご活用いただくために、サイト内をゆっくり循環して散らばった宝の情報を掘り当ててください。基本的には、各級ごとに情報をまとめてあります。