第44回2級リテールマーケティング販売士過去問
「小売業の類型（2）」（平成28年2月17日）
第5問 店舗形態別小売業の運営特性（正誤問題）
次のア～オは、店舗形態別小売業の運営特性について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア 買回品や専門品を中心に扱う店では、洗練された店舗内外装や魅力的な商品プレゼンテーションによって、視覚的に店舗や商品を訴求するゼネラルマーチャンダイジングが必要である。
イ 衣料品や服飾雑貨などの買回品を中心に扱う店は、最寄品を中心に扱う店よりも顧客を細分化してターゲットを絞り込むことが必要である。
ウ 百貨店が、個々のサプライヤーのブランドの枠にとらわれずに、さまざまなサプライヤーからアソートメントした商品で、一定の売場を構成することを自主編集という。
エ 一般的に、リージョナルチェーンのスーパーマーケットよりも、ローカルチェーンのスーパーマーケットのほうが店舗展開するエリアが広い。
オ スーパーマーケットが、売場の主通路沿いなどで食のオケージョン（機会や状況）に合わせてメニュー提案を行い、顧客の買物や食事づくりに関するサポートや提案をすることをミールソリューションという。
第6問 専門店の商品政策（文章穴埋め問題）
次の文章は、専門店の商品政策について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア～オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
取扱商品の〔ア〕を限定し、アごとの色柄やサイズなどを豊富にして〔イ〕を拡大することをリミテッド＆ディプス型の商品政策という。つまり、品ぞろえの〔ウ〕で専門性を実現する政策である。
リミテッド＆ディプス型の商品政策は、取り扱うアを限定するという点において〔エ〕に類似するが、そのアの範囲内であれば〔オ〕のニーズに幅広く応えられるという点で専門性が高い。
【語群】
ア 1．SKU 2．品種 3．内容量 4．価格
イ 1．品種 2．NB商品 3．SKU 4．PB商品
ウ 1．奥行の深さ 2．輪の広さ 3．アップスケール化 4．総合化
エ 1．バラエティストア 2．コンビニエンスストア 3．総合品ぞろえスーパー 4．業種店
オ 1．バイヤー 2．ターゲット顧客 3．優良顧客 4．マーチャンダイザー
第7問 ホームセンターの運営特性とローコストオペレーション（文章穴埋め問題）
次の文章は、ホームセンターの運営特性とローコストオペレーションについて述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア～オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
ホームセンターは、一般にスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗形態と比較して、〔ア〕が低めであり、単位売場面積当たりの〔イ〕も低めである。
そこで、比較的低いイでも利益が獲得できるように、〔ウ〕の低い店舗運営を行う必要がある。
その方法として、アの低い商品の〔エ〕は高めに設定して粗利益率を高める一方、イや粗利益高に占める〔オ〕の比率を低く抑えるために、ローコストオペレーションが不可欠となる。
【語群】
ア 1．商品回転率 2．自己資本比率 3．固定長期適合率 4．労働分配率
イ 1．売上債権回転率 2．仕入債務回転率 3．資本利益率 4．売上高
ウ 1．変動費率 2．限界利益率 3．損益分岐点 4．当座比率
エ 1．値入率 2．営業利益率 3．不動産分配率 4．ロス率
オ 1．売上戻り高 2．販売管理費 3．棚卸高 4．仕入高
模範解答
第7問：各2点×5×1問
第7問以外：各3点×5×2問
| ア | イ | ウ | エ | オ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 第5問 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 |
| 第6問 | 2 | 3 | 1 | 4 | 2 |
| 第7問 | 1 | 4 | 3 | 1 | 2 |
第44回2級リテールマーケティング販売士過去問（Ｈ28年2月17日）
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