第79回2級リテールマーケティング販売士過去問
「マーケティング（2）」（平成29年2月15日）
第5問 顧客導線（文章穴埋め問題）
次の文章は、顧客導線について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア～オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。（15点）
顧客導線は来店客の〔ア〕に着目し、買物の選択性や迅速性などを基本として設計される。顧客導線を適切に設定することで、〔イ〕を延ばし、買上単価の上昇だけでなく、買上率の向上も期待できる。
一般にセルフサービス販売方式の店のフロアゾーニングは、〔ウ〕の顧客導線を基本にする。そしてレジ清算前にもう一品買い足してもらうためにゴンドラエンド前などに〔エ〕を配置し、顧客の視線を誘導する。
一方、目的を持って来店する顧客のために導線距離を短くした〔オ〕を設けることで、顧客がすぐにレジに移動できる便宜をはかることができる。
【語群】
ア １．購買動機 ２．商圏 ３．来店動機 ４．客層
イ １．店内滞留時間 ２．ライフタイムバリュー ３．マインドシェア ４．品ぞろえの専門性
ウ １．側面販売 ２．ワンウェイコントロール ３．対面販売 ４．フロアレイアウト
エ １．1次パワーカテゴリー ２．2次パワーカテゴリー ３．3次パワーカテゴリー ４．ディスプレイ什器
オ １．主通路 ２．買物カート ３．ショートタイムショッピング ４．コンビニエンスゾーン
第6問 ストアコンセプト（文章穴埋め問題）
次の文章は、ストアコンセプトについて述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア～オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。（10点）
当該店舗について顧客が好ましい〔ア〕をもてるかどうかは、ストアコンセプトの策定によるところが大きい。このストアコンセプトの設定にはメインターゲットの明確化、商品やサービスの〔イ〕などを効果的に組み合わせる必要がある。
また、ストアコンセプトは、自店の〔ウ〕の評価を通じて、メインターゲットや、ストアコンセプト〔エ〕、さらにはその検証のプロセスを経て決定される。
そして、〔ウ〕は商圏内での自店の果たすべき役割を明確化することである。換言すれば、〔オ〕の設定を意味する。
【語群】
ア １．顧客カード ２．ライフスタイル ３．社会階層 ４．イメージ
イ １．販売員 ２．SKU ３．仕入先 ４．提供方法
ウ １．マーケティング機能 ２．ポジショニング ３．生産性 ４．売上高
エ １．仮説設定 ２．理念 ３．パーソナリティ ４．需要予測
オ １．生存領域 ２．利益目標 ３．広告メディア ４．ブランド
第7問 市場調査の実施（文章穴埋め問題）
次の文章は、市場調査の実施について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア～オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。（15点）
市場調査の実施方法には、大別して質問法、〔ア〕そして実験法の3つがある。質問法は、調査票の配布と回収の仕方によって分けられる。たとえば、調査員が対象者に調査票を配布し、一定期間後に回収する方法は〔イ〕と呼ばれる。また、インターネット調査では、事前に登録された人の中から回答者を選び調査する〔ウ〕がある。
実験法は、ある変数間の因果関係を調査するために〔エ〕を操作し、その影響を測定する。
なお、全数調査は費用的に高いために〔オ〕の中から標本を抽出する方法で実施されることが多い。
【語群】
ア １．観察法 ２．ラダリング法 ３．無作為抽出法 ４．集団面接法
イ １．集団面接法 ２．郵送法 ３．個別面接法 ４．留置法
ウ １．クローズ型 ２．コーディング ３．オープン型 ４．グランドトータル
エ １．被説明変数 ２．相関係数 ３．説明変数 ４．決定係数
オ １．被説明変数 ２．相関係数 ３．電話帳 ４．母集団
模範解答
（第6問：各2点×5×1問）（第6問以外：各3点×5×2問）
| ア | イ | ウ | エ | オ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 第5問 | 1 | 1 | 2 | 3 | 4 |
| 第6問 | 4 | 4 | 2 | 1 | 1 |
| 第7問 | 1 | 4 | 1 | 3 | 4 |
第79回2級リテールマーケティング販売士過去問（H29年2月15日）
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