第81回2級リテールマーケティング販売士過去問
「小売業の類型（2）」（平成30年2月21日）
第5問 レギュラーチェーン（正誤問題）
次のア～オは、レギュラーチェーンについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。（15点）
ア レギュラーチェーンは、正式にはコーポレートチェーンという。
イ レギュラーチェーンの店舗は、複数資本によって所有、統制されている。
ウ レギュラーチェーンの出店では、資金調達と事業リスクは連帯責任であるため、他のチェーン形態よりも多店舗化に時間はかからない。
エ レギュラーチェーンは、通常、20店舗以上が、中央本部の規制の下に規格化された経営原則にもとづき運営される。
オ レギュラーチェーンの店舗の改廃は、本部の意思決定によるため、各店舗の存続は、一般に本部の戦略によって決定される。
第6問 ホームセンター（正誤問題）
次のア～オは、ホームセンターについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。（15点）
ア 1980年代後半に日本に現れたホームセンターは、日曜大工を起源としたDIY志向の店舗であった。
イ 最近のホームセンターは、DIY用品から園芸用品、住生活関連用品まで総合的に幅広く品ぞろえしたホールセールクラブと呼ばれる店舗形態が主流となっている。
ウ DIY型ホームセンターは、家の改修に必要な商品の取扱アイテム数が膨大であり、それらは商品回転率の低い金物類が多い。
エ バラエティ型ホームセンターでは、購買頻度の高い消耗品などのコモディティ商品を拡充し、顧客の来店頻度を高めようとしている。
オ ホームセンターの立地は、ドミナント出店を実現するために、比較的土地価格や地代が安い郊外が適している。
第7問 スーパーセンターの運営特性（正誤問題）
次のア～オは、スーパーセンターの運営特性について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。（15点）
ア スーパーセンターは、ディスカウントストアとスーパーマーケット（食品）、ドラッグストアを融合した、アメリカを中心に発展した店舗形態である。
イ スーパーセンターの価格政策では、大部分の特売商品を毎日低価格で中長期的に販売するEDLP政策に特徴がある。
ウ スーパーセンターの店舗施設は、ツーフロア構造を原則とし、陳列什器にはウェアハウスラックが用いられている。
エ スーパーセンターでは、一般的なスーパーマーケットに比べ、陳列されているアイテム数が多い。
オ スーパーセンターが、アーバン立地を進めるのは、地価が安く、大規模な駐車場や店舗施設をローコストで整備できるためである。
模範解答
（各3点×5×3問）
| ア | イ | ウ | エ | オ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 第5問 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 |
| 第6問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 |
| 第7問 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 |
第81回2級リテールマーケティング販売士過去問（H30年2月21日）
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