3級販売士第68回過去問「マーチャンダイジング(2)」
(平成23年7月9日)
第6問 商品の発注と種類(正誤問題)
次のア~オは、商品の発注と種類について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア 初期発注は、新規取扱い商品を主体とした発注の呼称であり、チェーンストアの場合は本部が担当する。
イ 補充発注は、特売商品や季節商品を主体とした発注の呼称であり、チェーンストアの場合は店舗が担当する。
ウ 定期発注方式は、商品ごとに発注点と発注量を決めておき、自動的に発注する方式である。
エ 定量発注方式は、店頭在庫が一定数量を下回ったときに発注する方式である。
オ 定量発注方式は、たとえば毎週月曜日、毎月20日というように、あらかじめ補充発注すう時期を決めて発注する方式である。
第7問 JANコード体系等(文章組み合わせ問題)
次のア~オは、JANコードの体系などの用語である。最も関係の深い文章を選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
ア JANメーカーコード
イ 商品アイテムコード
ウ チェックデジット
エ ソースマーキング
オ インストアマーキング
【文章】
1.EDI(電子データ交換)システムと連携して利用されるコードであり、各種データをCode128というバーシンボルで表す。
2.商品が製造・出荷される段階で、商品包装に直接表示(印刷)する。
3.スキャナによる読み取りを防止するための数値であり、バーコードの最後の1桁が該当する。
4.標準タイプの13桁では、国コードの2桁を含めて、9桁と7桁の2通りがある。
5.商品がどのような荷姿であるかを示すパッケージ・インディケータが先頭に設定されている。
6.小売業が販売する段階で、生鮮食品や計り売りする商品などに、印刷したラベルを貼る。
7.標準タイプの13桁では、3桁と5桁の2通りがあり、容量、色、味などが異なる単品に別々の番号を付ける。
第8問 計算問題(正誤問題)
次のア~オは、マーチャンダイジングの業務において必要とされる計算問題である。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。なお、計算について割り切れない場合は、小数点以下第1位を四捨五入すること。
ア 売上高が700,000円で、売上高対売上総利益率が30%のとき、売上総利益は210,000円である。
イ 原価値入率が30%の牛肉を売価値入率に換算すると23%である。
ウ 売価値入率を20%で算定した売価10,000円の事務机を1台当たり500円値引きしたとき、事務机1台当たりの粗利益は1,500円である。
エ 1脚5,250円(消費税込み)で椅子を販売したとき、消費税を含まない売価は4,987円である。
オ 仕入れ売価600円、仕入れ原価400円のケーキの値入率は50%である。
第9問 POSシステム活用のメリット(正誤問題)
次のア~オは、POSシステムの活用のメリットについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア 買い上げた商品名などをレシートに正確に印字できる。
イ 過剰となっている商品がわかり、在庫処分の検討がしやすい。
ウ 死に筋商品をつかむことができる。
エ スピーディなレジ操作ができる。
オ 新商品の売れ行き状況がつかめるので、定番化(品ぞろえの決定)の判断ができる。
第10問 値入率と粗利益率の関係(文章穴埋め問題)
次の文章は、値入率と粗利益率の関係について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
【文章】
値入率とは、〔ア〕に計画した利益のことであり、売価に対する値入高の割合を意味する。また、値入率は、〔イ〕からみた利益率のことであり、値入率の高い方が粗利益率が増加する。
一方、粗利益率とは、〔ウ〕に実現した利益のことであり、〔エ〕に対する粗利益高の割合を意味する。
これらの関係についてみると、通常は、仕入から販売に至るまでに値下げや商品破損、あるいは盗難といったロスが発生するため、そのロスの分だけ、粗利益率は値入率よりも〔オ〕となる。
【語群】
1.仕入高
2.売上高
3.仕入売価
4.売価
5.仕入時
6.販売時
7.値上げ時
8.値下げ時
9.高く
10.低く
解答例
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第6問 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 |
第7問 | 4 | 7 | 3 | 2 | 6 |
第8問 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 |
第9問 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 |
第10問 | 5 | 3 | 6 | 2 | 10 |
3級販売士第68回過去問(H23年7月9日)
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