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テキスト・問題集・暗記帳・サブノート

「販売士3級をたった1ヶ月で合格する鍵!(08年7月) 」は、平成20年7月の3級販売士合格対策向けに発行したメルマガです。配信はまぐまぐによって行われましたが、生原稿をここで掲載しています。フッダー部分は一部省略しております。

第2回付録 テキスト・問題集・暗記帳・サブノートの使い方

2008年6月16日サイトアップ

教材の使い方についておすすめの方法をご紹介しておきます。

【問題集】
学習をするうえでは、問題集が最も重要になります。
問題集に始まり、問題集で終わる、そんなイメージです。
同様に、いわゆる過去問も大変重要です。

その意味で、何回も繰り返し使用します。
ですから、問題集の問題そのものには一切マークや書き込みをしない
ことをおすすめします。
メルマガでも触れていますが、問題自体に何らかの印をしてしまうと、
・その印を何らかの形で記憶してしまい、問題の解答を覚えてしまう
などといったことが起こります。

問題を繰り返し解く際に、問題の答えの番号を覚えたとしても
何の意味もありません。
大切なのは、内容を押さえることです。
ですから、ヘタに線を引いたりして、視覚的に本来覚えたいこと以外の
ことを頭に入れることのないようにしてください。

ただし、問題の解説部分には書き込みなどをしても全然構いません。
いくら書き込みをしても問題を解く時に隠してしまえば見えませんので。
問題集によっては問題と解説のページが異なっているものもあるでしょう
から、それならば何の弊害もありません。

ただ、闇雲にマークをしてしまうと、どこが重要なのか自分で判断できなく
なってしまいますから、今の段階ではあまりマークはしない方が良いと
思います。(どこにマークするのかは、いずれご紹介します)

また、覚えるために読みながらマークしていくと言う人もたまにいますが、
マークしなくても覚えることはできますから、おすすめしません。
理由は、「なぜマークしたのか?」という根拠をしっかりとしておき、
最後の段階で見直すために活用したいなどがあります。

【テキスト】
問題集と別にテキストをお持ちの方は、書き込み(後で消せるように鉛筆)
は大歓迎です。どんどん、プラスアルファの内容を記載してください。
マークするのは問題集と同様、慎重に行う必要があります。

マークした箇所は、かなり鮮明に字面が浮かび上がってきますので、
あまりいろいろ引かない方が良いと思います。

また、マークの仕方といっても、 
・文字そのものを塗りつぶす
・文字に下線を引く
・色を使い分ける
など、いくつかの方法があります。

これらは、組み合わせることで非常に有効に活用することができますが、
何も考えずに多用するとやはり何がなんだか分からなくなってしまいます。

マークの方法についても、機会があればご紹介したいと思います。

【暗記帳】
一般的なのは、英単語暗記用に用いられる単語帳を活用して、
表に単語、裏に内容を書くというものです。

しかし、この作成に関してはあまりおすすめしません。
理由は、
・作成に予想以上に時間がかかる
・作成するだけで勉強した気になってしまう
・作成することが目的となって、実はあまり活用しない

多くの人が暗記カードのようなものを作ろうとしますが、かなりの確率で
挫折します。

1級のように「本試験が記述式」の場合、単語を記述するようなケースも
あるので、意味はあるかもしれません。
しかし、3級の試験は「マークシート」です。
また、暗記カードを作らなければ覚えられないほどの分量の難しい用語が
出てくるわけでもありません。

既に作り始めている方は途中で辞める必要はありませんが、
これから作ろうと考える人は作る必要性は少ないと思ってください。

どうしても作りたいという場合は止めはしませんが、効果が少ないと言う
ことは知っておいてください。
テキストや問題集を「読む」ことを繰り返していれば、用語は自動的に
覚えてしまうものです。

暗記カードを作って強制的に覚えようとすると、拒否反応が出て
勉強が嫌になる可能性も高いのです。

【サブノート】
サブノートと言うのは、いわゆる「ノート」です。
内容的には、テキストに載っている内容で自分で重要だと思うことなどを
自分であらたにノートに整理するというものです。

これは、正直言って時間の無駄です。
なぜならば、テキストに書いてある内容をわざわざ自分のノートに書き写す
作業をしても、何の効果もないからです。

自分の書いた文字でないと覚えられない、という人がたまにいますが、
そのように無理に覚えよう、と思わないことです。

繰り返しますが、重要なことは問題を通じて勝手に頭に入ってきますから、
暗記しなければならない、と恐怖心を自分に掻き立てる必要はありません。

また、自分でテキスト以外から情報を収集してノートにまとめておく、という
人もいるようです。
その場合は、「テキストあるいは問題集の解説に書き込む」ようにしてください。
テキストや問題集の解説にはいくらかの空白箇所があるはずです。
そこに鉛筆(シャーペン)で書き込んでおけば十分です。
いらなくなれば後で消すこともできます。
たくさん書くことがあるならば、紙をはってそこに書き込めば良いでしょう。

多くの受験生が勘違いしているのは、いろいろなノートや単語帳を自分で
作ることによって、勉強したと錯覚に陥ることです。
これは、むしろ逆の効果であって、ノートや単語帳などの資料を自ら増やし、
どんどんやらなければいけないことを膨らませている状況です。

このため、最終的に「本来は情報を集約し、絞っていく」ことが重要にも
関わらず、逆に資料が増えて収拾がつかない状況を自らで招く人が
相当数います。

合格に必要な情報というのは、それが的確な情報であれば、
量としては非常にわずかです。

一般的にテキストの2割ぐらいの内容から試験問題が作られる、
と言われています。
この2割の重要箇所をいかに見つけ、いかに効率的に押さえるのかが
確実な合格を狙ううえで重要になってくるのです。



3級販売士受験対策第62回「3級をたった1ヶ月で合格する鍵」

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