答えを覚えるのではなく問題そのものを覚える







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問題を解けるために覚えるのは「問題そのもの」

解答を埋めるという方針に基づき、まずは過去問の範囲を覚えるという戦略が重要になってきます。

これを達成するためには、何をどう覚えるか?という戦術論が必要になります。細かいことについては、別の章でご紹介していきますが、結論は、「問題そのものを覚える」ということです。

何を言っているのかと言うと、テキストなどに記載されている項目を覚えるのではなく、問題文に記載されている重要項目から覚えていくような状況をイメージしてください。

分かりやすく言うならば、テキスト中心に学習を進めるのではなく、問題集中心に学習を進めるということです。なぜならば、重要なのは分かった分からないではなく、できるかできないかということだけだからです。

ですから、テキストは辞書のような存在です。いつも開けるものではなく、不明点等があったときに内容を確認するものとして使うことになります。

本試験では、過去問と同じ内容の問題が繰り返し出題されています。これを正確に表現すると、同じ問題ではなく同じような問題が出題されます

例えば、4肢択一式の問題が2題過去に出題されているとしましょう。

【問題1】
1.1+1は2である
2.1-1×1はゼロである
3.1×0は1である
4.1÷1は1である

【問題2】
1.1/2は0.5である
2.12+3は15である
3.4-6は2である
4.2÷1は2である

このような2題の過去問があった場合、次の本試験では同じような問題が出題される可能性が高いわけですが、同じような問題とはどのような問題のことかというと、一番簡単なのは問題1と問題2の肢を組みなおして出題されるケースです。例えば、

【問題】
1.1÷1は1である
2.4-6は2である
3.1-1はゼロである
4.1/2は0.5である

2つの肢を組み合わせて過去問題と似たような問題になりました。(基本的には全く同じと捉えても良いでしょう)宅建試験などはこのような肢を組み替えた問題が良く出ています。

別の方法としては、既に出題した問題をより複雑にするケースです。例えば、

【問題】
1.1÷1×1は1である
2.4-6+4は2である
3.1-1-1×0はゼロである
4.1/2×2は1である

このように、過去問題がベースとなって新しい問題が作られるということが非常に多くなっています。ですから、当然ですが答えを覚えても何の意味もありません。答えよりもむしろ問題を覚えることが重要なのです。その問題で何を問ういているのか?という視点で押さえていくようにすると、問題を変形されたときにも簡単に解くことができるようになります。

 テキストの内容をいくら覚えても得点に繋がるかどうかは分かりません。しかし、過去問題をしっかりと押さえることは確実に得点に繋がることになります。




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