第44回2級リテールマーケティング販売士過去問
「マーチャンダイジング(2)」(平成28年2月17日)
第5問 小売業の発注管理及び在庫管理(正誤問題)
次のア~オは、小売業の発注管理及び在庫管理について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア 経済的発注量は、発注コストと在庫コストの合計コストを最小にする発注量のことである。
イ 経済的発注量を実現するための再発注期間は、販売計画数量を経済的発注量で割って求める。
ウ 基準在庫法においては、年間月平均売上高よりも当該月の売上高予算が低くなる場合は、その差額分をそのまま引いて月初計画ストック高を算定する。
エ 百分率変異法で用いる季節変動比率(指数)は、当該月の売上高予算を、年間月平均売上高で割って求める。
オ 商品回転率が高くなると、一般的にその商品の在庫投資効率が低下し、収益性が悪化する。
第6問 プロダクトライフサイクルからみた商品戦略(正誤問題)
次のア~オは、について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア プロダクトライフサイクルでは、新商品が誕生し、やがて市場から姿を消すまでを、一般的に導入期、成長期、成熟期の3つのライフステージに分けている。
イ プロダクトライフサイクルの時間的長さは、一般的に、技術革新の激しい商品ほど短い。
ウ 成長期にある商品は、売れ行きを維持するために、景品を付けたり、値引き販売を行ったりして、延命策を展開する。
エ 最寄品は、買回り品に比べて、一般的にプロダクトライフサイクルの変化の幅が大きく、期間も短くなる。
オ 営業利益との関連からプロダクトライフサイクルをみると、一般的に成長期において利益が相対的に大きくなるが、成熟期以降は低下する。
第7問 値入れ(文章穴埋め問題)
次の文章は、値入れについて述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア~オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
・売価値入率〔ア〕%を設定した売価600円の商品の仕入原価は、450円である。
・仕入原価600円の商品に、売価値入率40%を設定したときの売価は、〔イ〕円である。
・仕入原価〔ウ〕円の商品に、売価1,000円を設定したときの売価値入率は、20%である。
・仕入原価600円の商品に、800円の売価をつけて売るときの売価値入率は、〔エ〕%である。
・値入額〔オ〕円で売価値入率10%の商品の売価は1,000円で、仕入原価は、900円である。
【語群】
ア 1.[25] 2.[33] 3.[75] 4.[133]
イ 1.[1,500] 2.[240] 3.[1,000] 4.[840]
ウ 1.[200] 2.[1,250] 3.[5,000] 4.[800]
エ 1.[75] 2.[133] 3.[25] 4.[33]
オ 1.[10] 2.[100] 3.[900] 4.[90]
模範解答
第7問:各2点×5×1問
第7問以外:各3点×5×2問
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第5問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第6問 | 2 | 1 | 2 | 2 | 1 |
第7問 | 1 | 3 | 4 | 3 | 2 |
第44回2級リテールマーケティング販売士過去問(H28年2月17日)
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