1級販売士第26回過去問「市場調査と立地分析」(平成11年2月17日)
第1問 (正誤問題)
[問題]
ア 他の条件が変化しない場合に、消費者が顔なじみの店で買物をする傾向が増加すると小売店舗間競争は激化する。
イ 近隣型の商業集積の総数は地域型の商業集積よりも多い。
ウ 買物費用には買物のための時間も含まれる。
エ 商店街と商業集積とは区別されなければならない。
オ 都市計画法にいう工業地域における物品販売の店舗の建築は禁止されている。
第2問 (文章穴埋め問題)
[問題] 小売販売額の都市別格差が生ずる要因の1つは消費購買力の地域的な集積の差であるが、その基本は[ア]の差である。[ア]と[イ]によってその都市の[ウ]が決定されるが、さらに[エ]を乗ずるとその都市の市民の[オ]の総額が決定される。
[語群]
1 所得の総額
2 昼間人口
3 所得水準
4 消費指数
5 消費水準
6 消費性向
7 消費支出
8 サービス購入比率
9 人口
10 流入購買力
第3問 (組み合わせ問題)
[問題]
ア 農村に大都市通勤者の住宅が増加した。
イ 仕入先のセールスマンと対話を持つ。
ウ ブティックの隣の文具店がアクセサリー店に変わった。
エ 買物に出掛ける時にはどんなハンドブックを買うかを決めていなかった。
オ 駅前商店街よりも近くにスーパーができて便利になった。
[語群]
1 両立性
2 家計調査
3 中間阻止性
4 累積的吸引力
5 買回品
6 購買圏
7 情報収集
第4問 (正誤問題)
[問題]
ア 多目的買物行動では1品目あたりの買物費用を低下させる。
イ 食料品には専門品としての買物行動の対象となるものがある。
ウ 国勢調査による昼間人口の統計には他都市からの買い物客も含まれる。
エ 通勤している主婦の最寄品購入における買物出向起点は1つとみるべきである。
オ ライリーの小売引力の法則の数式におけるn=1.5~2.5で、通常2として計算される。
第5問 (組み合わせ問題)
[問題]
ア まず調査区を選び、ついで調査世帯を選ぶ。
イ 費用は少ないが回収率が低くなる。
ウ 回収時に記入内容をチェックする。
エ 費用も安く短時間で調査できるが、拒絶されやすいから話し方に注意を要する。
オ 小学校の5年生に買物調査票を持ち帰らせる。
[語群]
1 留置法
2 配票調査法
3 現地調査法
4 多段階抽出法
5 郵送法
6 面接調査法
7 電話調査法
第6問 (記述-25×5マス、1行)
[問題] ハフは商圏を確率的にとらえるモデルを示した。
(1)商業集積の商圏を確率的に捉える理由を解答欄に説明しなさい。(125字マス)
(2)ハフの商圏モデルでは、①吸引する力と、②妨げる力にどのような指標を用いているかを解答欄に記入しなさい。(①、②各1行)
第7問 (記述-各1行)
[問題] 商業集積を近代化するために用いる都市計画事業のうちには、施行区域内の建築物を除去し、敷地の整備と公共施設の整備行われるとともに新しい建築物を建築する事業がある。
(1)この事業の名称を解答欄に記入しなさい。(1行)
(2)新に建築される建築物の床は旧権利者との関係で通常2種類に分類される。それぞれの名称を解答欄に記入しなさい。
(1)(1行)
(2)①(1行)
②(1行)
模範解答 (記述問題は省略)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 |
第2問 | 9 | 3 | 1 | 6 | 7 |
第3問 | 6 | 7 | 1 | 5 | 3 |
第4問 | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 |
第5問 | 4 | 5 | 1 | 7 | 2 |
1級販売士 第26回過去問題(H11年2月17日)
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