第41回2級販売士過去問「販売・経営管理(2)」
(平成25年10月2日)
第6問 従業員管理(正誤問題)
次のア~オは、従業員管理について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア 常時5人以上の労働者を使用する使用者は、労働基準法にもとづいて就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。
イ 労働基準法で定められている法定労働時間は、1週48時間、1日8時間である。
ウ フレックスタイム制は、一定期間における総労働時間とコアタイムをあらかじめ定めておき、労働者がその枠内で各日の始業および終業の時刻を自主的に決定して勤務する制度である。
エ 職務分析のための情報収集方法には、観察法、質問法、体験法、実験法などがある。
オ パートタイム労働者を常時10人以上雇用する事業所は、パートタイム労働法にもとづいて短時間雇用管理者を選任するように努めなければならない。
第7問 防犯・災害対策と店舗施設管理(正誤問題)
次のア~オは、防犯・災害対策と店舗施設管理について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア 顧客への声がけを励行することは、心理的な万引き防止効果を発揮する。
イ クリンリネスを励行するとともに、売場にデッドスペースをつくると、万引き防止に効果的である。
ウ 自走式立体駐車場は機械式立体駐車場よりも、土地利用効率が高いというメリットがある。
エ 機械式立体駐車場の形態には、フラット式やスキップ式などがある。
オ 地震などの災害や事故に備えて、企業が事業継続をはかるために作成する計画のことを、BCP(Business Continuity Plan)という。
第8問 貸借対照表(文章穴埋め問題)
次の文章は、A社の貸借対照表(一部要約)である。このA社の貸借対照表を読んで文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。なお、「?」の箇所については各自推定すること。
貸借対照表(X年3月31日)
A社 単位:千円
資産の部 | 負債の部 | ||
---|---|---|---|
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
Ⅰ流動資産 | Ⅰ流動負債 | ? | |
棚卸資産 | 15,000 | Ⅱ固定負債 | 260,000 |
その他の流動資産 | 185,000 | 純資産の部 | |
Ⅱ固定資産 | Ⅰ株主資本 | ||
有形固定資産 | 240,000 | 資本金 | 150,000 |
無形固定資産 | 110,000 | 資本剰余金 | 30,000 |
投資その他の資産 | 50,000 | 利益剰余金 | 50,000 |
- | - | Ⅱ評価・換算差額等 | 10,000 |
資産合計 | ? | 負債・純資産合計 | ? |
A社の他人資本は〔ア〕千円であり、自己資本は〔イ〕千円であり、総資本は〔ウ〕千円である。また、A社の流動比率は〔エ〕%であり、自己資本比率は〔オ〕%である。
【語群】
1.100,000
2.230,000
3.240,000
4.360,000
5.500,000
6.600,000
7.40
8.60
9.100
10.200
第9問 流動性の経営分析(文章穴埋め問題)
次の文章は、流動性の経営分析について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
企業が資金収支のバランスを崩すと〔ア〕に陥ったり、倒産してしまうこともある。そうならないように、様々な支払いに絶えうる能力があるか〔イ〕の状態など、流動性の分析が必要となる。
流動性の分析には、短期の支払能力と〔ウ〕の安全性を分析する指標があり、前者の代表的指標としては、〔エ〕や流動比率などがある。後者の代表的指標としては、負債比率、自己資本比率、〔オ〕などがある。
【語群】
1.当座比率
2.資金繰り
3.変動費率
4.固定費率
5.貸し倒れ
6.長期資金
7.損益分岐点
8.債務不履行
9.固定長期適合率
10.減価償却費
第10問 小売業経営における資金や商品の効率性を示す指標(組み合わせ問題)
次のア~オは、小売業経営における資金や商品の効率性を示す指標である。最も関係の深い文章を、右側から選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
ア 棚卸回転率
イ 仕入債務回転期間
ウ 売上債務回転期間
エ 売上債権回転率
オ 仕入債務回転率
【語群】
1.この値が低いほど、債務発生から支払いまでの期間が短いことを示す。
2.この値が高いほど、債務発生から支払いまでの期間が短いことを示す。
3.この値が低いほど、商品の仕入から販売されるまでの期間が短いことを示す。
4.この値が高いほど、商品の仕入から販売されるまでの期間が短いことを示す。
5.この値が高いほど、商品販売による利益が大きいことを示す。
6.この値が低いほど、債権発生から回収までの期間が短いことを示す。
7.この値が高いほど、債権発生から回収までの期間が短いことを示す。
模範解答(各2点×5×5問)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第6問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
第7問 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 |
第8問 | 4 | 3 | 6 | 10 | 7 |
第9問 | 8 | 2 | 6 | 1 | 9 |
第10問 | 4 | 1 | 6 | 7 | 2 |
2級販売士第41回過去問(H25年10月2日)
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