第41回2級販売士過去問






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第41回2級販売士過去問「マーチャンダイジング(2)」
(平成25年10月2日)

第6問 在庫管理に関する事項(正誤問題)

次のア~オは、在庫管理に関する事項について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。

ア 適正在庫を維持するための的確な発注方法の1つに、高回転商品や特殊なサイズの商品の発注量を減らしていく方策がある。

イ 適正在庫を維持するための仕入方法の1つに、バイイングパワーの発揮による大量仕入政策がある。

ウ 過剰在庫から発生する問題点の1つに、商品の損傷や汚れなどから商品ロスが増え、店舗全体に商品の鮮度劣化のイメージが広がることがある。

エ 在庫を削減する方法の1つに、売れている商品ほど在庫を多くし、売れていない商品ほど在庫を少なくする方策がある。

オ 商品ロス高は、帳簿の在庫高から期末の仕入高を引いて算出する。

第7問 最寄品型POSシステムの運用(正誤問題)

次のア~オは、最寄品型POSシステムの運用について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。

ア 食品や日用雑貨などを中心に販売する小売店で利用されるPOSシステムは、JANコードを利用したPLUシステムを基本としている。

イ 適切な商品管理や在庫管理などを行うには、JANコードとは別に、独自の商品分類コードを設計し、使用する必要がある。

ウ POSシステムを運用するうえで必要とされる商品マスターファイルとは、小売業が取扱う商品一つひとつに商品分類コード、仕入先、仕入価格、標準価格などの情報をまとめ、コンピュータ上に記録したものである。

エ POSシステムを運用するうえで必要とされる商品マスターファイルの修正作業とは、主に新規導入商品の登録、廃盤商品削除、JANコードの印刷などである。

オ ソースマーキングは、主に生鮮食品や惣菜などのように、容量、規格などが一つひとつ異なり、流通段階で小分けや加工を伴う商品を対象とする。

第8問 マーチャンダイジングの運用に必要なIT用語(組み合わせ問題)

次のア~オは、マーチャンダイジングの運用に必要なIT用語である。最も関係の深い文章を、右側から選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。

ア QRシステム
イ SCMラベル
ウ SCM
エ CRP
オ CPFR

【語群】

1.効率的な品ぞろえや、在庫補充、効率的なプロモーション、商品導入をねらいとし、アメリカ食品マーケティング協会が提唱したトータル流通システム概念である。

2.集荷時点での検品業務の省力化や発送側の納品消込作業の合理化をねらいとし、商品発送側から送り先に対して、着荷の前に電子データで出荷明細を送信するシステムである。

3.小売業の店舗や物流センターで行う在庫管理業務などを、小売業に代わってサプライヤーが行うシステムであり、「継続的補充方式」と呼ばれている。

4.小売業の店舗や物流センターで行う在庫管理業務などを、小売業とサプライヤーが共同して行うシステムであり、「共同需要予測・補充方式」と呼ばれている。

5.商品発送する側の出荷手続きや荷受側の事務手続きを簡素化することをねらいとし、出荷用に梱包した荷物の商品内容などを表示するものである。

6.生産から流通の期間短縮、在庫の削減、返品ロスの減少などをねらいとし、EDIを活用してアパレル業界を中心に推進されている製版共同の流通システムである。

7.原材料供給者から最終需要者に至る全過程の個々の業務プロセスを、一つのビジネスプロセスとしてとらえ、企業や組織の壁を越えて全体最適化を継続的に行い、製品・サービスの付加価値を高め、高収益をもたらす経営管理手法である。

第9問 価格設定の方法(正誤問題)

次のア~オは、価格設定の方法について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。

ア 商品の仕入原価が8,000円で売価を10,000円に設定した。このとき、売価値入率は、20%である。

イ 商品の仕入原価が8,500円で売価を10,000円に設定した。このとき、原価値入率は、15%である。

ウ 値入高が3,000円で売価値入率30%のとき、商品の仕入原価は7,000円である。

エ 値入高が1,000円で原価値入率25%のとき、商品の売価は4,000円である。

オ 原価値入率が28%のとき、売価値入率は39%である。

第10問 損益分岐点分析を利用した販売計画の立案(文章穴埋め問題)

次の文章は、損益分岐点分析を利用した販売計画の立案について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。なお、下記の数値は万円未満を切り捨てたものである。

 限界利益率が40%、固定費が3,000万円であった。損益分岐点における変動費は〔ア〕万円であり、損益分岐点売上高は〔イ〕万円である。このとき目標営業利益が2,500万円であれば、目標売上高は〔ウ〕万円である。
 そこで、変動費が10%上昇した場合の損益分岐点売上高は〔エ〕万円である。さらに、変動費だけでなく固定費も10%上昇したときに、目標営業利益率を20%達成するための売上高は〔オ〕万円である。

【語群】
1.4,500
2.4,200
3.7,200
4.7,500
5.13,750
6.9,700
7.8,823
8.7,950
9.16,500
10.23,571

模範解答(各2点×5×5問)

 
第6問 2 2 1 1 2
第7問 1 1 1 2 2
第8問 6 5 7 3 4
第9問 1 2 1 2 2
第10問 1 4 5 7 10


2級販売士第41回過去問(H25年10月2日)

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