第43回2級販売士過去問






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第43回2級リテールマーケティング販売士過去問「小売業の類型(1)」
(平成27年9月26日)

第1問 小売業の主要な仕入形態(正誤問題)

次のア~オは、小売業の主要な仕入形態について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。

ア 委託仕入は、売り手が所有している商品を小売業に預け、小売業が販売した商品について、売り手が小売業に手数料を支払う取引方法である。

イ 委託仕入は、小売業が商品の保管責任を負わない取引方法である。

ウ 消化仕入は、少量の商品を必要に応じて、頻繁に仕入れる取引方法である。

エ 当用仕入は、季節商品や特売商品を一括して大量に仕入れる取引方法である。

オ 集中仕入のメリットの1つは、仕入機能をチェーンストアの本部などの中央機構に集中させることで、1回当たりの仕入数量が増えて、仕入コストが下がることである。

第2問 小売業における売価設定の方法(文章穴埋め問題)

次の文章は、小売業における売価設定の方法について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア~オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。

・目標利益をあらかじめ決めておき、その目標利益が得られるように価格を設定する方法を〔ア〕という
・顧客の知覚価値にもとづき、先ず、顧客が受け入れられる価格を設定し、その後で小売業の必要とするコストや利益を計算し、それを加算して価格を設定する方法を〔イ〕という
・競合他社の価格に合わせて、自社商品の価格を設定する方法を〔ウ〕という
・原価を基準にして、その原価に利益を加算して価格を設定する方法を〔エ〕という
・入札による価格設定のように、競合他社よりも安い価格を設定する方法を〔オ〕という

【語群】
ア 1.プライスライニング 2.ターゲット・プロフィット法 3.基準在庫法 4.シールド・ビッド法
イ 1.コストプラス法 2.プライスポイント 3.パーシブド・バリュー法 4.シールド・ビッド法
ウ 1.建値制 2.プライスゾーン 3.ゴーイング・レイト法 4.シールド・ビッド法
エ 1.コストプラス法 2.ターゲットプロフィット法 3.売価棚卸法 4.シールド・ビッド法
オ 1.コストプラス法 2.ハイ&ロー・プライス政策 3.ゴーイング・レイト法 4.シールド・ビッド法

第3問 プロダクトライフサイクル(正誤問題)

次のア~オは、プロダクトライフサイクルについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。

ア プロダクトライフサイクルは、一般的に、導入期、開拓期、成長期、衰退期の4つのライフステージから構成される。

イ 導入期の商品は売上高は低いが、商品の回転率は成長期よりも早い。

ウ 成長期後半にある商品は、販売実績と販売予測との間にギャップが生じやすくなるので、仕入と販売の適切な見直しが必要である。

エ 衰退期にある商品は、広告や販売促進活動をタイミングよく積極的に実施して、ブランド名などを強力に訴求することが必要である。

オ 流行性に富んだ売れ筋商品の成長期からピークまでのライフステージは、流行に関係ない定番商品に比べ、一般的に長い。

第4問 クレジット型POSシステム(正誤問題)

次のア~オは、クレジット型POSシステムについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。

ア クレジット型POSシステムは、顧客情報管理型POSシステムのうち、クレジットカードにより販売処理とともに顧客情報を得るシステムである。

イ クレジット型POSシステムは、商品を販売した時点でJANコードとクレジットカードをスキャニングし、オーソリゼーションから売上集計までのクレジットカードをスキャニングし、オーソリゼーションから売上集計までの処理を自動化するシステムをいう。

ウ クレジット型POSシステムで、カードの発行会社番号や会員口座番号の入力、転記ミスを防ぐためにクレジットカードをスキャニングすることを、ネガティブ・チェックという。

エ クレジット型POSシステムを導入するには、クレジットネットワークとオンライン接続する必要がある。

オ クレジット型POSシステム導入の効果として、店頭および後方事務処理の効率化や、高度な顧客情報管理システムの実現などがあげられる。

模範解答

各3点×5×4問

 
第1問 1 2 2 2 1
第2問 2 3 3 1 4
第3問 2 2 1 2 2
第4問 1 1 2 1 2


第43回2級リテールマーケティング販売士過去問(H27年9月26日)

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