第82回2級リテールマーケティング販売士過去問
「マーケティング(1)」(平成30年7月14日)
第1問 店舗開発(正誤問題)
次のア~オは、店舗開発について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 店舗開発におけるポジショニングとは、商圏のなかで自店の果たすべき役割を明確化することである。
イ 店舗開発手順の中で、ストアコンセプトは、ストアデザイン(店舗の内外装)にもとづき描写される。
ウ ショートタイムショッピングにもとづいた売場づくりは、消費者が短時間で必要な商品を見つけて購入する便利な買物を実現させることである。
エ ストレスフリーショッピングにもとづいた売場づくりは、消費者が買い物の際に苦痛や不便さを感じることがないような売場づくりや接客を行い、快適な買物の場を提供することである。
オ まったく新しい発想で、小売店経営の仕組みを抜本的に変更することをリニューアルという。
第2問 ブランド(正誤問題)
次のア~オは、ブランドについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア カテゴリーブランドは、複数の商品カテゴリーにまたがって付与される包括的なブランドを意味する。
イ ファミリーブランドは個々の製品に付与されるブランドであり、プロモーションではコストがかかるが、ブランドを毀損するリスクを分散させることができる。
ウ ブランドは企業の無形の資産として価値を有しており、この資産価値をブランドエクイティという。
エ 一般的に、流通業者によるPB商品開発の目的は、高い粗利益額を確保することである。
オ 一般的に、流通業者がPB商品を開発する場合、発注ロットに見合う販売能力が求められる。
第3問 価格設定(正誤問題)
次のア~オは、価格設定について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア ドロシーレーンの法則によると、100品目中18%の商品を安くしたら、85%の顧客が該当店を安いと感じる。
イ 慣習価格は、社会的慣習によって形成される価格であり、一般的に社会的な通年として存在する価格を指す。
ウ タクシー料金や医療用医薬品など公共性の高い商品やサービスにおいては、政府の方針に基づく価格設定が行なわれる。
エ 端数価格設定とは、いつでも全ての商品を低価格に設定することである。
オ 小売業者が顧客に対して販売する価格をメーカーが指示し、守らせる行為は、再販売価格維持行為となる。
第4問 インストアプロモーション(正誤問題)
次のア~オは、インストアプロモーションにおける非人的販売活動について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア プレミアムによるプロモーションは、短期間に売上を増加させるための手法である。
イ 添付プレミアムは、景品があらかじめ商品に添付されているものである。
ウ サンプル提供は、一般に使用頻度が高く、反復購入されにくい商品に適している。
エ 売場プレミアムは、抽選、先着順、購入者全員に配布する、などのパターンがあり、売場で景品を付けて手渡す手法である。
オ クーポンは、小売業などが消費者の購買促進や話題づくりのために発行する。
模範解答
(各3点×5×3問)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第2問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
第3問 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 |
第4問 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
第82回2級リテールマーケティング販売士過去問(H30年7月14日)
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