3級販売士第72回過去問「マーチャンダイジング(1)」
(平成25年7月13日)
第1問 バーコードの基本的知識(正誤問題)
次のア~オは、バーコードの基本的知識について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(12.5点)
ア 商品に印字されるバーコードは、商品情報を自動読取りさせるための情報媒体である「バーシンボル」と、数字と番号の「コード」から構成されている。
イ JANコードには、8桁の標準タイプと4桁の短縮タイプがある。
ウ JAN企業(メーカー)コードは、経済産業省が国際運用企画にもとづき、番号が重複しないように一元管理し、企業に貸与している。
エ ソースマーキングは、その商品の原産地を表している。
オ インストアマーキングの対象となる商品は、主に生鮮食料品や量り売りをする商品などである。
第2問 価格政策の基本的事項(正誤問題)
次のア~オは、価格政策の基本的事項について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(12.5点)
ア プライスラインとは、商品カテゴリーごとに設定する売価の上限と下限の幅(範囲)のことである。
イ ユニットプライスとは、商品カテゴリーごとに選定した品目につける一つひとつの売価のことである。
ウ プライスポイントとは、ある商品カテゴリーの中で陳列数量が最も多く、かつ、最も売れている品目につける売価のことである。
エ エブリディ・ロープライスとは、集客効果を高めるために、ナショナルブランド商品を目玉商品として、一定期間に限ってきわめて低い価格をつける政策のことである。
オ 再販売価格維持行為は、独占禁止法で禁止されているが、書籍・雑誌、新聞、音楽用CDやテープおよび一般用医薬品に関しては例外的にこの行為が認められている。
第3問 値入について(正誤問題)
次のア~オは、値入について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(12.5点)
ア 値入高とは、仕入時に見込んだ(計画した)利益のことである。
イ 粗利益高とは、販売時に実現した利益のことである。
ウ 粗利益率とは、仕入売価に占める仕入原価の割合のことである。
エ 売価値入率とは、売価を値入高で割り、100を掛けて求める。
オ 売価は、仕入原価に粗利益高を足して求める。
第4問 POSシステムの基本的知識について(正誤問題)
次のア~オは、POSシステムの基本的知識について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(12.5点)
ア POSシステムとは、基本的には、どの商品が、いつ、どんな理由で、いくつ売れたのかを把握する販売時点の情報管理システムである。
イ POSシステムは、顧客が買い上げた商品をレジのスキャナで自動読取する仕組みであり、効率的で正確な清算業務ができる点などに特徴がある。
ウ POSシステムは、レジ作業の主要業務を行うストアコントローラーを、POSデータを利用して各種の情報管理などを行うPOSターミナルから構成されている。
エ POSシステムにおける商品マスターファイルには、商品名称や顧客名などが入力されている。
オ POSシステムには、販売管理をはじめとして、品ぞろえ計画や販売促進などの多様な活用方法がある。
解答例
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 |
第2問 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 |
第3問 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 |
第4問 | 2 | 1 | 2 | 2 | 1 |
3級販売士第72回過去問(H25年7月13日)
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