何も書かなければゼロ点だけど何か書けば得点できるのが記述式試験






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合否を分ける記述式問題、実は意外と簡単な対応策があります

この記事は、第36回1級販売士試験対策を想定して書かれていますが、現在も十分に通用します。1級販売士の勉強は今も昔も変わりありませんので、古い情報だと思わずに参考にしてください。実際に、当サイトの勉強方法により多くの方が1級販売士の合格を勝ち取っています。

1級販売士検定合格のための最大の関門である「記述式」。多くの受験生が記述式問題をうまく攻略できずに多年度受験を余儀なくされています。しっかりと記述式試験の解き方を押さえるようにしてください。

記述式は合格のための要

1級販売士検定が2級や3級と比べて最も異なることといえば「記述式」問題が含まれていることです。確かに、内容そのもののレベルも高いというのは事実ですが、それ以上に記述式問題が多くの受験生にはネックとなっています。

これは、試験終了後に採点者から講評されるコメントにも表れており、「白紙解答が多い」という言葉に集約されます。

まず、なぜ白紙解答が多いのか?ということをしっかりと検討する必要がありますが、考えられるのは次の2点です。

  • 客観式で時間を使いすぎた
  • 記述式で何を書いて良いのか分からない

客観式で時間を使い過ぎる

結構多いと思われるのがこのパターン。客観式は確かに重要ですが、合格のための最低条件に過ぎず、客観式だけでは合格ができません。ですから、客観式と記述式のバランスが大切です。目安としては、客観式に割く時間は1科目当たり20分から25分。1科目の配分は50分ですから、その半分か半分以下に留めるようにしてください。

つまり、時間を見ながら客観式を解くということも必要になる訳です。2科目ですと100分ありますが、100分というのは終わってみれば非常に短い時間です。時計を持ち込んで、20分で切り上げるくらいの意識を持つ方が良いと思います。(ただし、客観式ではもう少し時間を掛ければ8割以上狙えるというのであれば、時間を掛けても良いでしょう。なんだかんだ言っても、客観式でそれなりに得点を稼いでおかないと合格は厳しいです。)

何を書いて良いのか分からない

これも多いですね。つまり、1級販売士の場合、独学の受験者が大多数ですから、実際に「書く」という作業をしていない受験生が多いのです。にもかかわらず、本試験ではなんとかなる、と思っている。しかし、実際に問題を目にしてみると、なかなか書けない、そして時間ばかりが過ぎていき、焦ってどうしようか考えていたら無情にも試験官の終了の声。

いずれにしても、記述式問題は解くために結構な時間を使うことを予め知っておく必要があります。だから、客観式はそれなりの時間で留めておく。記述式にはできるだけ時間を割いた方が合格に近づくことになります。

何を書いて良いのか分からないというよりも、書いたことがないから書き方が分からない、の方が近いと思います。この場合、逆に書き方さえ分かれば書くことは可能です。ここら辺は記述テクニックで触れることとします。

記述のウエイトが高まる可能性

試験時間が40分から50分に拡大されることに伴い、場合によっては記述式問題のウエイトが高まる可能性があります。この場合、単純に記述式問題の数が増えるのか、あるいは、解答形式が複雑化するか、などは不明ですが、いずれにしても記述式のウエイトが高まってもしっかりと得点を積上げることが重要です。

そのためのポイントして、以下の2つを実践することが良いと思います。

  • 客観式は早々に切り上げる(しかし、正確性を持って8割以上獲得)
  • 記述式はとにかく何かを書く

記述式で何かを書くための方法は、テクニック編でご紹介します。



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