一気に2級販売士を目指すことも可能です






トップページ » 2級販売士対策 » 3級販売士を飛ばして2級販売士に合格する

いきなり2級販売士勉強時の注意点は

回答: 一応3級の内容は押さえることがオススメ

3級販売士の勉強をせずに、2級販売士から勉強をスタートする人も多いようです。販売士の勉強をしようと思ったタイミングや、3級よりも2級が欲しいなどいろいろな事情もあることでしょう。

いきなり2級販売士の勉強をして2級販売士に合格することは当然かのうです。そのための注意点としては、第35回(つまり前回実施)の2級販売士の本試験問題を見ることで明らかになります。

3級の内容が問われることが多い

第35回の2級販売士の本試験問題を分析した結果、3級販売士の内容がそのまま問われている事実が判明しています。これは、改訂版の2級ハンドブックに記載がないにも関わらず出題されている問題はいったいどこのものか、を調べた結果、3級販売士の内容だったというものです。

日本商工会議所では、2級販売士の出題内容の約8割以上が改訂版のハンドブック(つまり、販売士検定における公式テキスト)から出題されると公表しています。では、残りの2割はどこから出題されているのか、ということについては、どうも3級販売士の内容からの出題である、と言えそうです。

もちろん、2級販売士のハンドブック以外の問題は全て3級販売士の問題から出題されているということではありませんが、基本的にはそのような解釈で間違いありません。

だとすると、2級販売士の合格のためには、3級販売士の勉強をしておいた方が良いということになります。3級販売士に合格している人であれば、簡単に復習をしておくレベルで十分ですが、2級販売士からスタートしている受験者は、復習のしようがありません。

そこで、もう少し掘り下げてみると、2級販売士の問題で3級販売士の範囲から出題されている内容のほとんどは、用語の意味や定義を問うものというのが分かっています。2級販売士では、3級販売士で勉強する用語の定義や内容や既に知っている、という前提のため詳しく説明がされていません。

そこの穴を突いて、2級販売士の問題で3級販売士の用語の定義や内容を問う問題が出題されている、と解釈することもできます。

ですから、結論的には、2級販売士の勉強からスタートする人は、3級販売士の内容に含まれている用語を押さえておくという勉強方法が有効です。そのためには、2級販売士の勉強をしている中で、不明な用語(2級販売士の問題やテキストであまり取り上げられていないもの)は3級の範囲であると考えることができますので、そのような用語の定義や意味をしっかりと押さえるようにした方がよいです。

具体的なやり方としては、2級販売士の問題をこなしていく中で、不明な用語などは3級の教材を使ってしっかりと調べておくことが必要です。そのためには、3級の教材を購入する必要があります。3級の教材としては、読みやすいものを購入しておけばよいでしょう。中古の者で十分です。

私は1級販売士から受験しましたが、その場合でも2級販売士の教材は一応買いました。実際は、それほど見ることもありませんでしたが、ちょっとしたものを調べたり、また、ワンランク下の級の内容を見ることで、自分が勉強していることが整理されたり、より強化されることも多いです。

私の受験時代は1級販売士と2級販売士の科目構成が異なっていたためそれほど役に立ちませんでしたが、今は統合されていますので、役立ち度は高いですね。それなりの厚い問題集ならば、解説が非常に充実しているので、テキスト代わりに十分使えます。

2級販売士の本試験問題には3級販売士の内容が結構出題されていますから、やはり手元に1冊は3級に関連したものを置いておいて、辞書代わりに使うのが良いと思います。

3級の内容がどの程度出ているのかについては、第35回の本試験分析をサイトにアップしてありますので、気になる人は確認してみてください。



2級販売士のよくある質問

販売士検定情報サイトNo.1

おかげさまで販売士の情報量No.1! 3級から1級まで対応しています。
2008年の運営開始から更新を続け、情報量が多くなっております。販売士合格へ向け有効にご活用いただくために、サイト内をゆっくり循環して散らばった宝の情報を掘り当ててください。基本的には、各級ごとに情報をまとめてあります。