繰り返し解くことで楽に解けるようになっていく






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問題がなかなか解けるようになりません

回答: みんな同じですから大丈夫です

ある程度用語を押さえたりして、いざ問題をやってみる。しかし、なかなか解けるようにならない・・・

このような経験あるいは状態はあなただけではありません。ほとんどの受験生が同じ状態です。前提として、問題はそんなに簡単に解けるようにならない、ということを覚えておく必要があります。

一般的なパターンとしては、下のグラフを見てください。

勉強で成果が高まるグラフ図

理想的には①のように、やればやったただけ即成果を得られるような曲線が望ましい訳ですが、現実的には②のような曲線を描きます。

つまり、最初のうちはほとんど勉強の成果が実感できません。つまり、やってもやっても伸びない。この結果、自分には無理だと思って挫折する人は大変多いです。これは、2級販売士の勉強に限らず、全ての資格試験で共通の現象です。

細かいことを言えば、記憶のメカニズムから②の曲線を描くことは立証されていますが、そんなことは知る必要はありません。重要なのは、すぐに成果を実感できなくても、あきらめずに続けていけば最終的に目の前が開ける事実を知ることです。

これには例外はありません。全ての人に共通して起こる現象です。しかも、最後の数週間、いや、数日で驚異的な速さで問題がいきなり出来るようになります。模擬試験(通常、本試験の1ヶ月前程度に行われる)で全く点数が取れなかった受験生が、直前になって急激に点数を伸ばしてくる、と言うのは良くある話です。実際に、そのような人を散々見てきました。

問題が出来る量というのは、時間に比例しますが、この時間というのは、問題をこなした回数のことです。つまり、問題をこなせばこなすほどできる量が最終的に急激に伸びます。最低でも3回は必要で、できれば5回程度やっておきたいところです。

何回やっても問題ができるようにならないと、やる気がどんどん消失することは事実ですが、そこで踏ん張る人とあきらめる人の差は、最後の段階で明確になります。逆に、最初の段階である程度問題ができる状態の人が手を抜いた結果、最終的に多くの受験生に追い抜かれていくことは良くある光景です。

ですから、騙されたと思ってコツコツやっていく。時間があるならば、ガンガン量をこなしてください。今は本試験ではありませんから、できた・できなかったは何の意味もありません。とにかく、問題に触れる時間を増やす。そうすれば、最終的にほとんどの問題を解ける時が必ずきます。

これは精神論ではありません。全ての受験生に共通して見られる原則です。私はそれを知っているので、メルマガ等では問題を解けるかどうかは最後まであまり意味がないことを一貫してお伝えしています。問題は最終的に本試験で解ければ良いのであって、勉強している段階ではどうでも良い話です。

そのため、問題を解くのではなく、「見る」作業や「読む」作業が重要になってきます。解く、というのは、自分の頭の中から記憶を呼び出す作業ですが、いきなりそんなことができるはずがありません。まずは、知識を入れていくことが前提です。

その上で、徐々に「解く」という作業に移行していき、記憶のインプットとアウトプットを並行して行っていく。それを機械的にやる、というのがポイントです。ロボットのようにひたすらやっていれば良いのです。いずれ、驚くほど問題が簡単に思えてくるでしょう。それまで焦らずにコツコツ継続してください。



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