過去問はある程度遡って確認しておきましょう






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2級販売士の過去問はどこまで見る

回答:最低限第35回(前回分)は見ておきます

2級販売士の試験内容は、第35回実施分からは、改訂された新しいハンドブック(いわゆる公式テキスト)に基づいて出題されています。ですから、前回の第35回の問題は確実にみておく必要があります。

問題になるのは、それ以前の過去問題についてどのような対応をするかですが、もし、手元にあるならばチェックはしておいて損はないと思います。

ただ、第35回の過去問題であれば比較的入手しやすい(カリアックで300円で買うこともできますし、市販の問題集の中には第35回の過去問題が付属しているものもあります)のですが、それ以前となると、例えば図書館に行って日経MJを調べたりと言う作業が必要です。そこまで時間と労力を掛けてまで、こだわる必要はないのかな、と言うのが印象です。

その理由は、新しい問題集(平成20年度に対応したもの)を買っているのであれば、そこに過去問題は織り込み済みであると考えられるからです。

問題集を作る側とすれば、第35回向けの問題集(平成19年度版)は非常に作りにくかったと思います。これは、ハンドブックが改訂されるためにどのような形式や傾向で問題が作成されるのか明確に分からないからです。ただ、新ハンドブックで実施された第35回の2級販売士の実際の試験結果はハンドブックが改訂される前とそれほど変わらない合格率でした。

だとすると、新ハンドブックにより出題の傾向が大きく変わったと言うこともなく、今後もその傾向が変わるとは思えません。そのような35回の出題を基に、新たに平成20年度版として問題集が作られていることを加味すると、その問題集そのものが予想問題のようなものですから、それをやれば十分ではないかと思います。

多くの資格試験では、過去問題は5回ほど遡ることをオススメしていますが、今回の2級販売士については、それほど古い過去問題を重要視する必要はないでしょう。それよりも、第35回の過去問題を徹底して分析しておけば十分です。

過去問題の使い方として、出題された内容を押さえるというのがあります。これは最も基本的な使い方ですが、今回の場合、どのような観点で出題されているのかを把握するのに便利です。

例えば、2級販売士の第35回の過去問題を科目別に見ているといろいろと科目ごとの特徴が分かりますし、文章穴埋め問題ではだいたい定義が問われている、用語の内容を問うものは正誤問題、など、様々な出題傾向が分かります。

2級販売士の第35回の過去問題は、そのような出題の傾向(出題の仕方や問われ方)に着目して使うのがベストでしょう。それ以前の古い過去問題を無理に買い求めたりする必要はないと思います。手元に古い過去問題がある人は目を通しておくと良いと思います。しかし、それが合否に決定的な影響を与えることは少ないと思います。

それよりも、手元の問題集を信じてひたすら繰り返した方が良いです。



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