2級販売士過去問






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2級販売士第33回過去問「仕入技術・管理(1)」
(平成17年10月5日)

第1問 マーチャンダイジング(MD)・サイクル(正誤問題)

ア MDサイクルは、商品の「仕入れ」業務を起点として、「店頭への補充」までの業務の循環である

イ MDサイクルにおける「受入・検収」業務には、売場別仕分けという作業が含まれる

ウ MDサイクルにおける「仕入実施」業務の次は、「受入・検収」業務である

エ MDサイクルにおける「移動・環境整備」業務には、接客と陳列が含まれる

オ MDサイクルには、販売促進策としての広告宣伝という業務は含まれない

第2問 商品類型(組み合わせ問題)

ア 季節商品
イ 開発商品
ウ 廃盤商品
エ 恒常商品
オ 試験商品

1. 1年を通じて連続的に扱う商品であり、品目ごとに定期的にチェックし、売れ筋や死に筋を把握する必要がある

2. 一時的、かつ、大量に、現金で安く仕入れる商品である

3. 小売業が自ら商品企画を行い、製造メーカーに生産委託して作らせる商品である

4. 市場性を調べるため、一時的に店頭に置いて様子をみる商品である

5. 期間を決めて計画的にタイミングよく取り扱うべき商品であり、商品の入れ替え時期を的確に見極めることが必要である

6.特定の地域だけに根ざした伝統的・文化的要素の強い商品である

7.需要の低下や収益性の低下などの理由から、取り扱いを止めて、品ぞろえの中から外す対象となった商品である 

第3問 その他(正誤問題)

ア ベーシック・ストック・リストによって計画された在庫額、もしくは在庫数量をチェックし、不足を補う適正な発注数量を自動的に算出し決定することをオープン・トゥ・バイ管理という

イ 欠落商品の情報を収集するために、販売員が記録する伝票をストック・コントロール・リポートという

ウ ファッション商品のライフサイクルからみて、市場形成期よりも市場成熟期の方が営業利益はより多く見込まれる

エ 価格帯政策(プライス・ゾーニング)のねらいは、月初に計画する商品系列ごとのトータル在庫の中身が価格面でアンバランスにならないよう調整することである

オ 仕入原価が上昇し、販売価格が一定、もしくは仕入原価の上昇割合ほどには引き上げられない場合、その商品の売買差益率は大きくなる

第4問 モデル・ストック・プラン(文章穴埋め問題)

 モデル・ストック・プランとは、[ア]を対象として[イ]別に、品ぞろえと品目別在庫を同時に示した[ウ]のことである。モデル・ストック・プラン作成の出発点は、対象月の[エ]の決定である。次に、その[イ]における顧客の商品選択の視点から重要な基準を選び、重要度の順に[エ]を分解する。こうして分解した最後の単位を品ぞろえの構成因子とみなし、それぞれの[オ]を定め、モデル・ストック・プランを作成する。

【語群】
1 商品回転率
2 商品系列
3 手持ち数量
4 販促計画書
5 月初計画ストック高
6 最寄品
7 商品計画書
8 期末商品在庫高
9 買回品
10 繰越在庫

第5問(正誤問題)

ア 最寄品の商品管理は、一般的には百分率差異法による月初計画ストックにもとづきモデル・ストック・プランを用いる

イ 月初計画ストック高の算定法のひとつである基準在庫法においては、季節変動などの影響によって、年間月平均売上高よりも当該月の売上予算が低くなる場合は、その差額分をそのまま引いて月初計画ストック高を算定する

ウ 経済的発注量を達成できるように設定される再発注期間は、経済的発注量を販売計画数量で割って求める

エ オープン・トゥ・バイ・コントロール方式は、販売や仕入に関して商品の動きに変動がみられる買回品の再発注に適している

オ 適切な仕入を行うためには、発注コストと在庫コストの差額が最も低くなる数量をもって仕入れる必要がある

 解答例(各2点×5)

 
第1問 2 2 1 2 2
第2問 5 3 7 1 4
第3問 1 2 2 1 2
第4問 9 2 7 5 3
第5問 2 1 1 2 2


第33回過去問題(H17年10月5日)

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