3級販売士第61回過去問「マーケティング(1)」
(平成20年2月20日)
第1問 総合(正誤問題)
ア ひとつの品種の中で、品目ごとに付けられたそれぞれの価格のことを価格線という
イ 小売業のマーケティングミックスとは、立地政策、商品政策、価格政策、市場調査の4つを効果的に組み合わせて経営を行うことである
ウ EDLP政策とは、主に最寄品などの商品を、一年中、徹底して同一の安価で販売し続ける価格政策である
エ メーカーの流通チャネル政策は、自社商品をどのような流通経路を通して末端の消費者までいかに効率的に届けるかを検討することである
オ 顧客層のライフスタイルや年齢、所得水準などの属性を分析することを購買行動の分析という
第2問 総合(正誤問題)
ア テレビ番組などを通してクイズを流し、正解者の中から抽選で一定数の視聴者に景品を提供するものを懸賞付プレミアムと呼ぶ
イ マーケティング・コミュニケーション・ミックスは、基本的には双方向的なシステムであり、販売促進ミックスとマーチャンダイジング・ミックスに分けられる
ウ 小売業の販売促進策を大きく分けると、来店促進策、購買促進策、売上増加策の3つになる
エ プル戦略とは、各種の広告などによって多くの消費者を店舗に引きつける販売戦略である
オ シェルフ・ディスプレイのPOP広告は、壁面を利用して掲示される
第3問 FSP(文章穴埋め問題)
小売業がFSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)を導入するためには、〔ア〕の入手が最も重要となる。[ア]とは、FSPの実施によって得られる顧客一人ひとりの〔イ〕のことを意味する。すなわち、最も〔ウ〕購入している顧客は誰なのか、また、月間で何をどれくらい購入しているのかを明らかにすることである。そして、〔エ〕ばかりを買っている顧客のことを考えるのではなく、〔オ〕をよく購入してくれる顧客のことを考えることが大切である。
【語 群】
1.購買データ
2.最寄品
3.推奨商品
4.売れ筋データ
5.顧客データ
6.安く
7.在庫データ
8.多く
9.死に筋商品
10.特売商品
第4問 商圏(正誤問題)
ア 都市の商圏は、都市間の商業力の強弱を表すものであり、人口、商店数、産業構造で大きく左右される
イ 商圏とは、小売店舗に消費者が買物のために来店する地理的、時間的範囲である
ウ ハフモデルは、消費者がその店舗で買物する確率は、売場面積に比例し、店舗までの距離に反比例するという考え方が基本になる
工 商圏特性がつくられる要因のひとつである産業構造には、人口、世帯数の推移、昼夜問人口比率などがある
オ 都道府県庁所在地またはそれに準じる大都市の商圏は、200kmから300kmの広域に及ぶ
第5問 店舗立地の適正を分析する際の切り口(組み合わせ問題)
ア 商圏内の人口構成
イ 土地柄
ウ 都市の産業構造・経済力
エ 店舗周辺の状況
オ 都市の盛衰度
【語群】
1.昼間人口と夜間人口、製造業出荷額、商店数、小売業面積など
2.宅配サービス、家事代行サービス等の生活支援サービスなど
3.駐車・駐輪スペース、歩道、競争店との立地環境の優劣など
4.男女別、年齢別構成、町丁別構成、世帯構成など
5.ポイントカードや自社カード等カード会員数など
6,周辺都市からの人口の流入・流出、道路・鉄道などの交通網の発達など
7.自然条件や歴史に育まれた文化、その地域ならではの生活慣習など
解答例
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第2問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第3問 | 5 | 1 | 8 | 10 | 3 |
第4問 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 |
第5問 | 4 | 7 | 1 | 3 | 6 |
3級販売士第61回過去問題(H20年2月20日)
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