国立大学法人等職員採用試験
1.試験分析
公務員試験の概要(受験者の傾向)
国立大学法人等職員採用試験とは、国立大学に勤務する職員を採用するための試験である。従来は、国立大学の職員は国家公務員試験としての採用を行っていたが、平成16年4月より国立大学は法人化し、国の行政機関から国立大学法人へと生まれ変わった。
このため、文部科学省から国立大学法人へと変わる中で、採用方法も変更。従来の人事院が実施する国家公務員採用試験から独自の採用方法へと変わることになった。
国立大学法人等職員は国家公務員ではないが、国家公務員に準ずる扱いを受けることになる。健康保険や年金などは国家公務員と同様の制度を適用しており、身分や待遇は国家公務員とほぼ同じである。
難易度・受験倍率
国家公務員ではなく、国立大学法人等職員に変更されてからも公務員試験の中で高い人気を誇る。受験者も国家公務員一般職(大卒程度)に迫る勢い。年度にもよるが、比較的採用人員も多いため、受験倍率は5倍~10倍程度となっている。
併願で受験する受験者も多いので、早めに対策を打っておけば合格を狙うことは難しくない。ただし、出願区分は地区により分類されるため、地区の選択が重要になってくる。
なお、大学共同利用機関や国立高等専門学校等の職員採用もこの試験から行われている。
2.試験情報
受験資格
受験年度の4月1日における年齢が、31歳未満の者
試験区分
【事務系】事務、図書
【技術系】電気、機械、土木、建築、化学、物理、電子・情報、資源工学、農学、林学、生物・生命科学
試験科目
[1次試験] 教養試験(多肢選択式)
[2次試験] 面接考査等
申込期間
例年6月下旬
試験日
[1次試験] 8月下旬
(平成28年度は8月21日(日))
[2次試験] 各機関でそれぞれ実施
試験地
[1次試験] 北海道、東北、関東甲信越、東海・北陸、近畿、中国・四国、九州の7地区実施委員会により実施される
[2次試験] 各国立大学法人等にて実施
合格発表
[1次試験] 9月中旬
[2次試験] 各国立大学法人等により異なる
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