防衛省専門職員
1.試験分析
公務員試験の概要(受験者の傾向)
防衛省の各機関や施設に配属される専門職が防衛省職員である。
専門職員として合格し採用された場合、技術研究本部や内部部局で技術開発などに携わることになる。まさにスペシャリストの道を歩むという流れになっている。なお、国家公務員試験である総合職で採用されればキャリアの道を歩み、一般職(大卒程度)の場合には、防衛省の各機関で事務や技術、研究に携わることになる。また、一般職の高卒程度の場合は防衛省の各機関で事務や防衛施設等の整備、調達などに従事することになる。
防衛省は国の機関の中でも非常に重要な位置づけにある。そのため、試験の内容も高度なものとなっている。
難易度・受験倍率
防衛省職員は基本的に、総合職や一般職の採用人数は少ない。特に総合職は極めて少なく採用がゼロという場合もある。一方、専門職員は比較的採用人数が多くなっている。倍率は6~7倍程度である。
2.試験情報
受験資格
【専門職員】※ここでは総合職・一般職は省略
・受験年度の4月1日における年齢が、21歳以上30歳未満の者
・受験年度の4月1日における年齢が、21歳未満の者で次に掲げる者
①大学を卒業した者及び試験年度の3月までに大学を卒業する見込みの者並びに防衛省がこれらの者と同等の資格があると認める者
②短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び試験年度の3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに防衛省がこれらの者と同等の資格があると認める者
試験区分
・語学:内部部局等において、主として国際的な業務に関する企画・立案、在日米軍等との折衝、海外資料の翻訳等の業務に従事する。
・国際関係:情報本部において、主として国際関係、地域情勢(政治・経済・外交・文化・民族問題・最新技術など)、軍事情勢に関する情報の収集・分析等に関する業務に従事する。
試験科目(大卒者の場合)
[1次試験] ①基礎能力試験(多肢選択式)、専門試験(多肢選択式)、専門試験(記述式)、論文試験
[2次試験] ①口述試験、②身体検査
申込期間
例年4月初旬
※他の公務員試験よりも早いので注意が必要
試験日
[1次試験] 5月下旬
(平成28年度は5月29日(日))
[2次試験] 7月中旬
(平成28年度は7月11日~7月15日)
試験地
[1次試験] 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、嘉手納町
[2次試験] 東京、大阪
合格発表
[1次試験] 7月初旬
[2次試験] 8月初旬
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