1級販売士過去問






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1級販売士第25回過去問「仕入計画と管理」(平成10年2月18日)

第1問 (文章穴埋め問題)

[問題] 小売業の仕入チャネル(仕入経路)政策に、特定の商品系列について同種系列のチャネルのみに絞り込む[ア]と、異業種系統のチャネル群を組み合わせる[イ]とが存在する。前者は、仕入計画が比較的単純で樹立しやすく、また[ウ]条件も安定的で変動がすくない。後者は商品の傾向やタイプや特色を同一商品系列内においてひろく分散させうるとか、特定の系統が[エ]などのために沈滞化した場合に他の系統で補いうるとかの利点を持つ。だがこの種の政策に切り替えた場合、[オ]が反発を示すことも無視できない。

[語群]

1 代金支払
2 既存チャネル系統
3 商品確保
4 封鎖型チャネル政策
5 仕入担当者
6 複合系統チャネル政策
7 任意型チャネル政策
8 資本参加
9 市況変化
10 単一系統チャネル政策

第2問 (正誤問題)

[問題] 

ア 仕入先の取り扱っている商品について、中味の商品が優れたものであれば、外観が貧弱であっても商品価値は十分であるので、優良仕入先として適格である。

イ ブランドの知名度が高い商品は、高度の市場性をもつので、それを扱う仕入先は優先できる。

ウ 新商品導入は常に遅いが、商品の安全性維持の水準は高いので、優れた仕入先である。

エ 限定生産の高度のファッション商品について、その供給が継続して安定しない仕入先は失格である。

オ 優れた商品を供給する企業でもプライス・リストの価格が他に比べ、割高であったり、商品の効用をこえるものである場合は、よい仕入先とはいえない。

第3問 (組み合わせ問題)

[問題]

ア 需要評価分析方式
イ 実現利幅率
ウ 予定売価値入率
エ 原価積み上げ方式
オ 価格の2側面性

[語群]

1 利益確保ラインと顧客の支出しうる価格との調和
2 経費率と営業利益率を合計した値
3 価格には総利益と純利益の2段階が組み込まれる
4 原価、経費を補填し、一定の利益を確保する原価決定の方式
5 消費者モニター制度の導入が不可欠の条件
6 原価、経費が補填され、営業利益の確保を目標とする営業比率
7 顧客の立場に立って商品を眺める

第4問 (文章穴埋め問題)

[問題] 仕入割引にはいくつかのものがあるが、そのうちの業種割引は[ア]とも呼ばれ、いわゆる[イ]を基準に、それより相手方が占める[ウ]上の位置付けに応じて販売価格を下げて行き、これを[エ]とする方式である。この方法はしばしば、「x%-x%-x%」といった形で適用されるので、[オ]とも呼ばれることがある。

[語群]

1 流通段階
2 割引額
3 企業ランキング
4 定価
5 リスト・プライス
6 マーケット・プライス
7 累積割引
8 連鎖割引
9 機能割引
10 現金割引

第5問 (計算問題-罫線5行)

[問題] 12月度の総売上高予算が8,400万円、月初計画在庫高(売価)が12,200万円、月末計画在庫高(売価)が10,800万円、仕入戻し見込高(売価)が420万円、売上戻り見込高が280万円、支払運賃諸掛見込高(売価換算)が140万円、値下計画高が610万円、減耗見込高が90万円である場合、この月の総仕入高予算は売価でいくらに設定するべきか。解答欄に答えを記入しなさい。なお、売上戻りの商品は再販売可能なもののみを受入れ、再び在庫に戻すものとする。まあ、従業員購入割り引きその他の割引は12月度には予定されていない。

第6問 (記述-各1行)

[問題] OTB(オープン・ツー・バイ)管理について、下記の設問に答えなさい。

(1) それは、商品の数量(個数)または金額で示されるが、流行商品の場合は通常、いずれによって行うか。「個数」または「金額」のいずれかの言葉を解答欄に記入しなさい。

(2)MAX(最大在庫数量または金額)、OO(既発未着荷商品の数量または金額)、OH(発注時点における残存在庫数量または金額)、の3つの要素を用いたOTBの算出式を解答欄に記入しなさい。(1行)

(3)恒常商品の場合、MAXはS(販売計画数量)、RP(再発注期間)、DP(納品期間)、R(品切防止予備在庫)の4つの要素を用いた式で算出される。この式を上記4記号を用いて解答欄に記入しなさい。

(4)OTB管理は今後、仕入管理の新しい技術を誘導するものとして非常に重要であるとされる。それはどのようないミニおいてかを、解答欄に記入しなさい。

(1)(1行)
(2)(1行)
(3)(1行)
(4)(1行)

第7問 (記述-各1行)

[問題] 発注した商品が仕入先から納品された時点で、ただちになされねばならないの検収(検品ともいう)である。それは数量面のチェックと、品質面のチェックを含む。品質検品をめぐり、下記の設問に答えなさい。

(1)品質検品は、小売業においては小売機能遂行の点で、非常にじゅうようであるとされる。それはどのような意味においてかを、解答欄に記入しなさい。

(2)品質検品は、通常、3つの種類のものにわけられる。3つの名称を「・・・・法」といった表現で解答欄に記入しなさい。

(3)これらの3つのうち、中小小売業に当面、特に推奨されるものはどれか。その名称および推奨される理由を解答欄に記入しなさい。

(1)1行
(2)①(1行)
②(1行)
③(1行)
(3)名称(1行)
理由(1行)

模範解答 (記述問題は省略)

 
第1問 10 6 3 9 2
第2問 2 1 2 2 1
第3問 7 6 2 4 1
第4問 9 5 1 2 8
第5問 7,700万円


1級販売士 第25回過去問題(H10年2月18日)

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