2級販売士第34回過去問「商品知識(加工食料品)」
(平成18年10月4日)
第7問 その他(正誤問題)
ア 加工食品の中で、鮮度管理を特に重視する半生型の食品が増加しているが、これらはチルド食品といわれる。醸造食品の生酒(清酒)もチルド食品である
イ 日本農林規格(JAS)マークが表示されている商品は、標準的な品質が保証された商品としての評価がなされ、品質の標準化・規格化への関心も高まる中、JASの受検は増加してきている
ウ 冷凍食品業界の自主基準では、冷凍食品の取り扱いに関して、冷凍食品の貯蔵温度を-20℃以下に保つことが定められている
エ 加工食品の分野では次々に新しい商品が製造される。多品種少量生産される商品も多く、何をもって商品の規格とすべきか、内容を的確に決定することは難しい
オ アルコール飲料の品質を決める基準や要件はいろいろあるが、ワインの場合は、モルトの含有率や熟成年数、ヴィンテージ等がある
第8問 その他(組み合わせ問題)
ア 特定保健用食品
イ 食糧法
ウ 原産地表示制度
エ 醸造食品
オ 栄養機能食品
[語群]
1 弁当・生菓子
2 国の規格基準に適合
3 飯米・麦
4 厚生労働大臣の許可
5 生鮮食料品
6 ウイスキー・醤油
7 都道府県知事の認可
第9問 包装全般(文章穴埋め問題)
加工食品の場合、一般に、包装材料の[ア]が商品の保存期間に直接影響を与える。また、包装形態には、さまざまな使用場面や販売場面に適用するための条件がある。たとえば、内容物が外から見えることは、直接有効な[イ]効果になる。また、内容物の[ウ]が十分に満たされることも大切な条件である。
しかし、そのための条件は、商品の[エ]状況によっても異なり、[エ]が早い商品の場合は、包装が簡易化されることもある。さらに破損の可能性が少ないことは、商品の取り扱いを容易にし、包装材料の軽量性は、[オ]を軽減し、消費者には買いやすさにつながる。
[語群]
1 販売促進
2 透過性
3 リサイクル
4 物的流通コスト
5 合理性
6 機密性
7 熟成
8 品質安全
9 標準在庫
10 回転
第10問 その他(正誤問題)
ア 加工食品の場合、原料の90%以上が有機農産物であれば「有機」の表示が付けられる
イ 調理冷凍食品の定義と品質表示基準は、農産物検査法により規定されている
ウ 加工食品の中で特にビン詰、缶詰については、景品表示法の規定に基づく自主規制として、表示に関する公正競争規約がある
エ 食糧法に基づき、現在、新しい飯米の流通構造が出現している。米殻卸売業者の取り扱い範囲が拡大し、商品流通の広域化と米殻卸の品揃え強化も進んでいる
オ 輸入食品の価格は、為替相場・現材料の国際需給関係などに伴って変動する。しかし、商社、一次あるいは二次問屋などが中間に介在して商品の需給調整を行っているため、末端市場価格の変動は緩和される
解答例(各2点)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第7問 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 |
第8問 | 4 | 3 | 5 | 6 | 2 |
第9問 | 6 | 1 | 8 | 10 | 4 |
第10問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
2級販売士第34回過去問題(H18年10月4日)
- 第34回(1)-1 指導養成(1)
- 第34回(1)-1 指導養成(2)
- 第34回(1)-2 仕入技術・管理(1)
- 第34回(1)-2 仕入技術・管理(2)
- 第34回(1)-3 商品知識 Ⅰ総論
- 第34回(1)-3 Ⅱ商品別の知識 ①衣料品、身の回り品
- 第34回(1)-3 Ⅱ商品別の知識 ②生鮮食料品
- 第34回(1)-3 Ⅱ商品別の知識 ③加工食料品
- 第34回(1)-3 Ⅱ商品別の知識 ④耐久消費財
- 第34回(1)-3 Ⅱ商品別の知識 ⑤家庭用品
- 第34回(1)-3 Ⅱ商品別の知識 ⑥教養、文化、娯楽、その他商品
- 第34回(2)-4 販売技術(1)
- 第34回(2)-4 販売技術(2)
- 第34回(2)-5 販売事務管理(1)
- 第34回(2)-5 販売事務管理(2)
- 第34回(2)-6 常識(1)
- 第34回(2)-6 常識(2)
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