3級販売士第74回過去問「ストアオペレーション(1)」
(平成26年7月12日)
第1問 ディスプレイ技術(正誤問題)
次のア~オは、ファッション衣料品業界で活用されている代表的なディプレイ技術について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 空間コーディネートの基本である三角構成とは、ディスプレイ・スペースの全体を対象として、平面的三角形を意図した枠(ゾーン)内に、さまざまな商品を関連的にまとめるディスプレイ方法である。
イ 空間コーディネートの基本である拡散構成とは、企画したウィンド(陳列フレーム)内に商品を押し込めるように配置したディスプレイ方法である。
ウ カラーコーディネートの基本である売場演出のポイントには、遠くから目立つこと、テーマカラーで統一すること、色調を統一することなどがある。
エ カラーコーディネート関連用語のうち、アクセントカラーとは、たとえば、さまざまな商品の中で、少量の商品に特別の配色を施すことによって、売場やディスプレイの全体をひき立てるものを指す。
オ カラーコーディネート関連用語のうち、セパレーションとは、商品どうしを分離させないように、規則正しく徐々に色を変えていくことを意味する。
第2問 小売店のレジ業務(正誤問題)
次のア~オは、セルフサービス販売形式を採用している小売店のレジ業務について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア キャッシャーは、金銭授受を主な役割とするが、チェッカーは、顧客の買上商品の袋詰めを主な役割とする。
イ サッカーの主な役割の1つに、顧客をレジで迎え、買上商品をスキャン(登録)する業務がある。
ウ キャッシャーの主な役割の1つに、贈答用の包装サービス業務がある。
エ キャッシャーは、つり銭やレシートを渡すとき、顧客の手をよく見て、両手で丁寧に渡すのが基本である。
オ コンビニエンスストアのレジ業務では、チェッカーがサッカーの役割を兼ねる場合が多い。
第3問 販売方法の特徴によるディスプレイ(正誤問題)
次のア~オは販売方法の特徴によるディスプレイについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア ジャンブル陳列とは、商品の形を整えずに、わざとバラバラにしてカゴなどに投げ込んだディスプレイ方法である。
イ コーディネート陳列とは、あるシーンに適合する複数の異なる商品を組み合わせて、全体を調和させるディスプレイ方法である。
ウ 前進立体陳列とは、商品のフェイス(顔の部分)を顧客側へきちんとそろえて盛り上がった感じにつくり、商品の迫力感を演出するディスプレイ方法である。
エ 先入れ先出し陳列とは、直近に仕入れた日付の新しい商品を、売場に陳列してある商品よりも前に補充するときのディスプレイ方法である。
オ レジ前陳列とは、エンド陳列を小さく変形させたようなディスプレイ方法であり、買物の最後に、ついで買いや衝動買いを促すことをねらいとしている。
第4問 店舗における日々の運営業務用語(正誤問題)
次のア~オは、店舗における日々の運営業務用語について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア クリンリネスを励行するには、清掃、整理、整頓の3Sを順守する必要がある。
イ 朝礼の主な業務の1つに、昨日の業務の引き継ぎ事項と反省点の確認がある。
ウ ミーティングのねらいは、従業員の身だしなみをチェックしたり、挨拶などの発声訓練などを実施したりすることである。
エ 補充発注とは、スポット的に売る商品を対象とし、随時補充するために行う業務である。
オ 検収とは、小売店が仕入先企業へ発注した商品がすべて間違いなく生産されたかどうかをチェックすることである。
解答例
第1問~第4問:各3点×5×4問
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第2問 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 |
第3問 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 |
第4問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 |
3級販売士第74回過去問(H26年7月12日)
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