3級販売士第75回過去問「小売業の類型（1）」
（平成27年2月18日）
第1問 小売業の機能と基本的役割（正誤問題）
次のア～オは、小売業の機能と基本的役割について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。（15点）
ア 小売業の役割の1つに、消費者に対する品ぞろえの提供機能がある。
イ 小売業の役割の1つに、地域社会に対する雇用機会の提供機能がある。
ウ 小売業の基本的な機能の1つに、売場づくりにおける商品のコーディネートを意味するアソートメントがある。
エ 小売業の品質チェック機能の実施にあたっては、商品の材質や安全性のチェックだけでなく、商品のデザインやファッション性などを消費者の視点から検討しなければならない。
オ 小売業の在庫調整機能とは、売れ筋商品の欠品を起こさないように過剰在庫を持つことである。
第2問 商品流通の基本知識（正誤問題）
次のア～オは、商品流通の基本知識について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。（15点）
ア 青果（農産物）・魚介（水産物）・精肉（畜産品）の三分野に該当する食品を、生鮮三品という。
イ 冷やしたり、熱したりしない温度帯別流通システムにおける平常の温度帯のことを、定温という。
ウ 加工食品の中で低温維持管理を必要とする商品や消費期限の短い商品を指す別称を、日配品という。
エ 商品の生産から販売に至る生産流通履歴情報を把握できるようにする仕組みのことを、トレーサビリティという。
オ 生鮮食品の卸売市場は、需給調整や集荷分散機能を担っている。
第3問 総合品ぞろえスーパー（正誤問題）
次のア～オは、総合品ぞろえスーパーについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。（15点）
ア 総合品ぞろえスーパーは、アメリカのGeneral Merchandise Storeを模倣した呼び方から生まれた店舗形態である。
イ 総合品ぞろえスーパーは、衣・食・住にわたる幅広い商品を主に対面販売方式で販売する店舗形態である。
ウ 総合品ぞろえスーパーの特徴の1つに、日常生活に必要な商品の品ぞろえを総合化し、顧客にワンストップショッピングの利便性を提供することがある。
エ 店舗面積1,000㎡を超える総合品ぞろえスーパーは、大規模小売店舗立地法の規制の対象となっている。
オ 総合品ぞろえスーパーの店舗運営においては、一般に本部と店舗が別の資本で運営されるフランチャイズチェーン方式が採用されている。
第4問 流通の国際化や欧米で生まれた店舗形態（正誤問題）
次のア～オは、流通の国際化や欧米で生まれた店舗形態について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。（15点）
ア 開発輸入とは、海外メーカーにプライベートブランド商品などを製造委託し、自社店舗で販売する方式である。
イ SPAとは、自社でアパレル商品を企画・製造し、他社に供給する方式である。
ウ スーパーセンターとは、業務用事業者を対象とする会員制の卸売業態である。
エ キャッシュ＆キャリーとは、現金取引を行い、セルフサービス販売形式の売場で購入した商品を顧客が自分で持ち帰る卸売業態である。
オ アウトレットストアとは、メーカーなどの過剰在庫品や展示商品などを低価格で消費者に販売するための店舗形態である。
解答例
第1問～第4問：各3点×5×4問
| ア | イ | ウ | エ | オ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 |
| 第2問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 |
| 第3問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
| 第4問 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 |
3級販売士第75回過去問（H27年2月18日）
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