公務員の面接試験では面接カード攻略が鍵となる
公務員試験は筆記試験で終わりではありません。その次に、面接試験(人物評価)が待ち受けています。
公務員試験では、筆記試験で上位に食い込むことがとても重要になりますが、仮に上位にいたとしても面接対策はしっかりと行う必要があります。
一般に、公務員試験の面接対策と言うと、「面接時の受け答え」が重視される傾向にあり、それは間違いではありませんが、私の経験上「面接カード」が合否の鍵を握っているものと思われます。
確かに、実際の面接試験で「緊張して全く喋れなかった」あるいは、「倫理的または社会的に問題のある発言をした」等の場合には別ですが、そもそも実際の面接試験の受け答えにおいて受験者間でそれほど差が付くことはありません。
通常の場合、ほとんどの公務員受験生は同じような内容の受け答えをします。
それは実際に面接指導を行っていた立場から見て明らかであり、実際にそのような指導も行っていました。(面接対策の受け答えについては別のページで紹介します)
面接カードは客観的かつ保存性がある
仮に、実際の面接の受け答えでそれほど差が付かない(差の付けようがない)としたら、面接対策は何に力を入れるべきでしょうか?
それは、面接カードです。
面接カードは面接時の受け答えと異なり、客観性があります。面接カードはその人を表すものであり、書き方(内容、体裁、文字)は受験者によって異なる場合が多いものです。そして、保管が可能です。面接時の受け答えでは、その場限りとなってしまいますが、面接カードは後でまた検討を加えるための素材にもなる可能性があります。
面接時の受け答え(対応)は、短時間かつ保存性はありません。また、ほとんど差がつかないとすれば、面接カードの重要性は高まります。
通常は、試験監督が面接カードを事前に読んでいます。そして、面接カードに書かれている内容に沿った質問がされることもあります。だとすれば、面接カードは一種の作文試験と同様に捉えても良いと言えます。むしろ、面接カードは採点対象である、と言っても言い過ぎではありません。なぜならば、面接カードの出来により、面接官の面接に対する意識も変わってしまうからです。
あなたが面接官だったとしてイメージしてみてください。汚い文章で、しかも読みにくい文字の面接カードを書いた受験生と、読みやすい字で綺麗に構成された面接カードを提出した受験生が2人います。実際に面接をしますが、仮に「面接で同じような内容のことを話した」とすると、どちらを合格させますか?
このように、面接カードだけで、試験官の頭の中は差をつけてしまう可能性があります。であれば、やはり面接カードの重要性は公務員の面接試験において非常に高いと言えるでしょう。
公務員試験の面接対策(面接カード編)
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