第80回2級リテールマーケティング販売士過去問
「マーチャンダイジング(2)」(平成29年7月8日)
第5問 価格政策(正誤問題)
次のア~オは、価格政策について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 需要の価格弾力性とは、需要の変化率に対する価格の変化率を算出し、それを絶対値で表したものである。
イ 一般的に、生活必需品における需要の価格弾力性は低く、嗜好品のそれは高い。
ウ 類似商品が多く代替が容易で、かつ、ブランド力が強くない商品の場合、一般的に需要の価格弾力性は高くなる。
エ 100円で仕入れた商品を130円で販売する場合、マークアップ率は30%となる。
オ メーカーから流通業に報奨目的で支払われるリベートは、日本ではあまり見られない。
第6問 小売業の情報システム(文章穴埋め問題)
次の文章は、小売業の情報システムについて述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア~オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(15点)
小売業界においては、商品の売上情報を収集・分析するための手段として、〔ア〕が普及している。〔ア〕により、商品ラベルに印刷された〔イ〕のバーコードを用いて、売上データなどが管理できるようになっている。
この〔イ〕は、最初の2桁が国名、次の5桁(または7桁)が〔ウ〕を意味する。
〔エ〕のスキャナによってバーコードから読み取られた売上データは、いったん小売業の〔オ〕に送られ、小売業はそのデータを分析・加工して、商品の仕入や売場構成などに活用する。
【語群】
ア 1.EDI 2.POSシステム 3.ITF 4.EOS
イ 1.7桁 2.13桁 3.12桁 4.20桁
ウ 1.メーカー名 2.商品名 3.顧客名 4.購入日
エ 1.ICカード 2.ストアコントローラー 3.レジスター 4.GTIN
オ 1.CRP 2.流通BMS 3.RFID 4.ストアコントローラー
第7問 値入額の戦略的設定(文章穴埋め問題)
次の文章は、値入額の戦略的設定について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア~オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。なお、計算上端数が生じた場合は、金額であれば円未満切捨て、百分率であれば小数点第1位以下を切り捨てること。(10点)
・値入額6,000円で売価値入率30%のとき、仕入原価は〔ア〕円である。
・仕入原価15,000円の商品に、売価25,000円を設定したときの売価値入率は、〔イ〕%である。
・仕入原価15,000円の商品に、売価値入率25%を設定したときの売価は、〔ウ〕円である。
・仕入原価25,000円のとき、値入率(原価基準)が30%ならば、売価は〔エ〕円である。
・売価を24,800円に設定したときの値入率(原価基準)が24%ならば、仕入原価は〔オ〕円である。
【語群】
ア 1.8,571 2.20,000 3.14,000 4.7,800
イ 1.1.40 2.166 3.60 4.66
ウ 1.18,750 2.60,000 3.11,250 4.20,000
エ 1.83,333 2.7,500 3.35,714 4.32,500
オ 1.103,333 2.20,000 3.30,752 4.18,848
模範解答
(第7問:各2点×5×1問)(第7問以外:各3点×5×2問)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第5問 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 |
第6問 | 2 | 2 | 1 | 3 | 4 |
第7問 | 3 | 1 | 4 | 4 | 2 |
第80回2級リテールマーケティング販売士過去問(H29年7月8日)
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