第80回2級リテールマーケティング販売士過去問
「ストアオペレーション(2)」(平成29年7月8日)
第5問 展示型陳列(正誤問題)
次のア~オは、展示型陳列について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 展示型陳列とは、顧客に推奨すべき特定商品を、クローズアップして見せる演出的なディスプレイである。
イ 展示型陳列は、訴求したい旅行商品や季節商品などの単品を、ステージなどを活用して大量にディスプレイすることで演出効果を発揮する。
ウ 売場が広い小売店の場合、売場内の主要部分の展示型陳列を行うことにより、顧客の回遊性が向上する。
エ 展示型陳列では、人目につく場所にアイキャッチャーを設置し、顧客の回遊性を向上させる。
オ 展示型陳列のパターンには、シンボライズ陳列、ドラマチック陳列、ダブルアタック陳列などがある。
第6問 レイバースケジューリングプログラム(LSP)(正誤問題)
次のア~オは、小売店舗のレイバースケジューリングプログラム(LSP)の導入について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア LSPを導入する際の留意点としては、作業のシステム化や標準化、作業の発生をできる限り事前に予測すること、などがあげられる。
イ LSPの導入準備段階においては、店舗作業を管理しやすくするために、品目ごとに作業を分類する。
ウ 作業が分類されたら、1人が8時間かけて終わる作業を1人時として、分類ごとに何人時を要するかを調べる。
エ 販売数量や入荷数量などと関係なく作業時間が定まっている固定作業については、どのくらい時間をかけたら必要なサービスレベルを維持できるかを調べる。
オ 作業の分類ごとに基準として定められた人時のことを、RE値(合理的期待値)という。
第7問 人時生産性と労働分配率(正誤問題)
次のア~オは、人時生産性と労働分配率について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 人時生産性は、ある一定期間において「従業員1人当たりどれだけの粗利益率を稼ぎ出したか」を表す指標である。
イ 一定期間における売上高10,000千円、粗利益率25%、従業員数10名、従業員1人当たり平均労働時間50時間の場合、人時生産性は20千円である。
ウ 労働分配率とは、売上高に占める総人件費のこの割合のことである。
エ 労働分配率の計算に用いられる総人件費とは、給与や賞与のほかに、社会保険料jの事業主負担額や福利厚生費なども含めた金額である。
オ 一定期間における売上高20,000千円、粗利益率30%、販売管理費5,000千円、総人件費1,500千円の場合、労働分配率は25%である。
模範解答
(各3点×5×3問)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第5問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第6問 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 |
第7問 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 |
第80回2級リテールマーケティング販売士過去問(H29年7月8日)
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