第83回2級リテールマーケティング販売士過去問
「マーケティング(2)」(平成31年2月20日)
第5問 商圏の特性(正誤問題)
次のア~オは、商圏の特性について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 商圏は、顧客の分布範囲を示す質的な広がりと、顧客の来店頻度を示す面的な広がりを持つ。
イ 一般に、時間距離による商圏の範囲は、最寄品では広く、買回品や専門品では狭くなる。
ウ 商圏の範囲は、競争店の分布状況や取扱商品の商品特性、地域の消費者の行動目的などによって変化する。
エ 商圏には、顧客が来店する地理上や時間上の範囲で捉える顕在的商圏と、新たな顧客となる可能性を持つ潜在的商圏という2つの側面がある。
オ 商圏の把握は、アクセス上の要因や競争上の要因、地理的要因、社会生活要因、心理的要因などを考慮して行う。
第6問 顧客導線(正誤問題)
次のア~オは、顧客導線について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 顧客導線の策定は、来店客の購買動機や心理的行動に留意し、迅速性、利便性、選択性、安心性などの買いやすさを基本とする。
イ ワンウェイコントロールでは、通路の両側の売場を無関連の品種で構成することが有効である。
ウ パワーカテゴリーを店内の要所や突き当たりに配置することで、顧客の回遊性を高めることができる。
エ 幅通路は主通路よりも商品が目立たないため、ゴンドラから商品がはみ出るように陳列し、顧客を引き付ける工夫が有効である。
オ スーパーマーケットのコンビニエンスゾーンに調理済み食品などを配置することで、顧客の利便性が高まる。
第7問 売場演出(正誤問題)
次のア~オは、売場演出について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア ディスプレイ効果を高めるカラーコーディネーションを行うには、明度、彩度、色相などの観点から色を選択する。
イ 衣料品のディスプレイには、赤、赤紫、黄赤の組合わせといった同色配色の手法がある。
ウ 全般照明は照度を落とし、局部照明を活用することによって、重厚感を演出する一方、商品を浮き上がらせてみせることができる。
エ 一般的に、店内の明るさは局部照明によって一定に保ち、顧客がストレスを感じないように設計する。
オ 照明や色彩の技術の他、音や香りも操作することによって、店内環境としての演出性が高まる。
模範解答
(第1問:各2点×5)(第1問以外:各3点×5)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第5問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
第6問 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 |
第7問 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 |
第83回2級リテールマーケティング販売士過去問(H31年2月20日)
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