3級リテールマーケティング販売士過去問






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第84回 3級リテールマーケティング販売士過去問
「マーチャンダイジング(1)」(令和元年7月13日)

第1問 販売管理の基本(正誤問題)

次のア~オは、販売管理の基本について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)

ア 単品管理とは、1つの品目のいて容量やサイズ、色などが異なる単品ごとに、販売動向を分析し、管理を行うことである。

イ 売場生産性は、販売管理や品ぞろえ計画などを改善し、販売効率を高めることによって向上する。

ウ POSはPoint of Salesの略称であり、POSシステムは通常、「販売時点情報管理システム」と訳されている。

エ POSシステムから得られたデータは、商品管理だけでなく、荷受や検品にも利用される。

オ POSシステムは、一般に、売場に設置されるPOS端末と、店舗内の事務部門やバックヤードに設置されているEOBステーションから構成される。



第2問 価格設定と価格政策(文章穴埋め問題)

次の文章は、価格設定と価格政策について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア~オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(15点)

 小売業における価格設定の基本は、〔ア〕に販売を要する諸コストと一定の収益をプラスして販売価格とするコストプラス法であり、〔イ〕とも呼ばれている。
 一方、小売業の価格政策にはさまざまな種類がある。
 〔ウ〕は、一般的に商品価格が消費者心理に浸透し、なじんでいる価格を設定する方法である。ウでは、商品の容量などを工夫して割安感を演出する場合がある。
 〔エ〕は、高い品質を連想させるような高価格を意識的に設定することによって、販売数量を増やそうとする方法である。
 〔オ〕は、生活必需品などの特定商品に年間を通して著しく安い価格を設定し、来店客数の増加をねらう方法である。

【語群】
ア 1.販売価格 2.仕入原価 3.値入高 4.希望小売価格
イ 1.ぺネストレーションプライス 2.スキミングプライス 3.マーケットプレイス法 4.マークアップ法
ウ 1.慣習価格政策 2.名声価格政策 3.見切価格政策 4.均一価格政策
エ 1.正札政策 2.名声価格政策 3.段階価格政策 4.特別価格政策
オ 1.オープンプライス 2.ユニットプライス 3.割引価格政策 4.特別価格政策



第3問 商品構成の基本(正誤問題)

次のア~オは、商品構成の基本について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)

ア 品ぞろえとは、ターゲット顧客のニーズに応える商品を選別し、一定の連続性や関連性を保持しながら計画的に商品構成することである。

イ 紳士服店が、フォーマルやカジュアルというように広く品ぞろえすることを専門化という。

ウ 一定の販売スペースの店舗において、商品カテゴリー構成を広くすれば、1カテゴリー当たりの品目構成を深くすることができる。

エ 1つの店舗で、さまざまなカテゴリーの商品をまとめ買いできる利便性のことを、ワンストップショッピングという。

オ 一般的に、百貨店は総合品ぞろえスーパーよりも品ぞろえの面において、高価格帯の商品が主力である。



第4問 CVSにおけるマーチャンダイジング(正誤問題)

次のア~オは、コンビニエンスストア(CVS)チェーンみるマーチャンダイジングについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)

ア CVSでは、一般に、100㎡程度の売場に、生活必需品分野に絞った約300品目の品ぞろえを行っている。

イ 店舗が商品を発注した時点から、商品が届いている荷受するまでにかかる時間を、発注サイクルという。

ウ CVSのオペレーションにおいては、「実践→仮説→検証」という繰り返しが高い精度の補充発注を実現している。

エ CVSでは、一般に、店別、カテゴリー別に検品精度の高い一括統合納品システムが確立されているため、ノー検品の荷受態勢がとられている。

オ 荷受・検品した後の商品は、すべてバックヤードに在庫され、店頭在庫が減少すると売場に補充される。



解答例

第7問以外(各3点×5)
第7問(各2点×5)

 
第1問 1 1 1 2 2
第2問 2 4 1 2 4
第3問 1 2 2 1 1
第4問 2 2 2 1 2


第84回3級リテールマーケティング販売士過去問(R1年7月13日)

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