独学でも公務員試験に合格できる

公務員試験に独学で合格する

公務員試験は年齢制限などもあることから、短期間で確実に合格を狙いたい試験となっています。これが、資格試験とは少し異なる部分です。

そのため、基本的に公務員試験を目指す受験生には公務員受験予備校や公務員専門学校の通学講座・通信講座の利用をオススメしています。しかし、人それぞれ様々な事情があるもの。金銭的なことや、それ以外の事情で独学を余儀なくされた、あるいは、自分は独学で公務員試験に合格したいという人も多いと思います。

ここでは、独学で公務員試験を狙う際にチェックしておきたいポイントをご紹介しておきます。

独学の場合には筆記合格を優先して目指す

独学に限らず、公務員試験の合格を考えた場合には筆記試験に合格することが大前提です。筆記試験に合格することができなければ面接試験に進むことが出来ません。ですから、ここで言いたいのは面接試験のことを必要以上に気にする必要はない、ということです。

公務員試験を独学で目指す場合、筆記試験は何とかなると考えている人が多いと思います。しかし、面接対策の仕方がよく分からないため、不安になって早い段階から面接の対策を考えたり、面接の攻略について情報を収集したりします。

公務員受験予備校や公務員専門学校に通っていれば、面接対策の講座も組み込まれているので、筆記試験に合格してからでも十分に間に合うのですが、独学で公務員試験を目指す場合には焦ってしまうといえます。

しかし、面接対策についてはそれほど気にする必要はありません。筆記試験合格後で対策としては十分間に合います。それは、公務員受験予備校や公務員専門学校に通っている人も、独学の人でも同じことです。

公務員試験の面接対策については、面接対策だけを低料金で行ってくれる公務員受験予備校や公務員専門学校も数は限られていますが存在しています。面接対策については、何回も行うとよりも、他の受験生と比較した自分のポジションを客観的に明確に把握することが重要です。ですから、公務員受験予備校や公務員専門学校に筆記試験合格後に問い合わせをして、１回程度の面接対策（客観的なアドバイスをもらう）を行うえば十分でしょう。

面接対策で気を取られるのは分かるのですが、そもそも筆記試験に合格しない限り、面接に進むことはできません。また、面接試験は対策的なことよりも、筆記試験の順位の方が重要度は高いです。

筆記試験は単に通過するだけではなく、上位での通過を目指してください。上位通過が最終的に面接時に有利に働くことになります。