資格試験勉強法コラム011







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自分で決めたことは正しい

資格試験の勉強をしていると、周りのノイズが気になることがあります。

例えば、一念発起して仕事を辞めて資格試験の勉強をすることにした。難易度の高い資格試験で、仕事との両立は難しいと考えたからである。そして、仕事を辞め実家に帰り、勉強に専念していると・・・。

近所の目が気になる。陰口を叩かれているのではないか、それが単なる妄想ではなく、現実に言われていたとしたら。「あそこの息子は仕事を辞めて勉強をしているそうだ」「隣の家の娘は何年も勉強をしているが合格できないらしい」「誰それは、仕事もしないで家に引きこもっているそうだ」

所詮、他人は他人であって、言わせておけば良いと頭では分かっていても、気になるものです。しかし、事実として人と言うのは、噂や陰口が大好きなのです。

そういったつまらないことに、あなたが巻き込まれる必要はありません。あなたが自分で決めたこと、それが一番正しいのです。

人は人、自分は自分

実際、私も長らく勉強だけをしていた期間があります。大人になってまで勉強をしている、とか、資格の勉強をしているなんて暗い、とか誰と言うわけではありませんが、いろいろ言われたものです。

しかし、だからと言って仕事をしている人が偉いということではありません。それは、現在の時点だけを見ているだけであって、未来を無視しています。今は仕事をしている人でも、会社からリストラされ、家に引きこもることも有り得ます。一方、現在は仕事をせずに勉強している人でも、その資格試験に合格することで、将来は士業として立派に独立を果たし、社会に大きな貢献をすることもあるのです。

人というのは、現在しか見ないという傾向にあります。特に、他人においてはそれが顕著になります。だから、試験勉強をしている時にはボロクソ言っていた人が、司法試験に合格した瞬間に、「私は彼が普通の人ではないともともと思っていた」とか、「見合い話を持ってきた」とか、様変わりしたりします。

だからと言って、そのような人を否定する必要もありません。なぜならば、あなたも同じ状況になれば同じような視点で他人を見る可能性が高いからです。

そのぐらい、人と言うのは人に対していい加減な部分があるのです。

自分を信じる

とにかく、何を言われても「自分を信じる」と言うことに徹する必要があります。重大な局面では、人の意見は参考にしたとしても、決定は自分でするものです。敢えて苦労する道を選んだ自分を責める必要はありません。むしろ、「合格して見返してやる」ぐらいの気持ちがあっても良いのです。実際に合格すれば、見返してやるというような気持ちはなくなりますので心配ありません。

信じられるのは、最後は自分しかいません。自分の人生は、自分しか責任が持てないわけです。仮に、実家に帰ったり、あるいは、収入のない状態で勉強を続けているとしても、その期間は長くても3年程度でしょう。人生のわずかな期間でしかありません。そのわずかな期間だけで、他人から何かを判断されて、そしてとやかく言われること自体、おかしな話なのです。

そもそも、社会人になって勉強していたら後ろ指を差されて、学生時代に勉強をしていれば褒められるというのは変な話です。いつ勉強したとしても、勉強をしている事実自体は、十分に評価できるものなのです。

資格と言うものは、なかなか理解されないこともあります。一方、資格の勉強を通して、自分が大きく成長し、そして経済的にも安定し、そして成功している人もたくさんいます。

資格試験を目指す理由は人それぞれであって、それについて何ら悪いことをしているわけでもありません。もし、あなたが人の目が気になったとしても、「だからこそ、これを乗り越えればチャンスがある」というくらいに、前向きに捉えて下さい。そこに、あなたの学びがあるのです。



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