買えるものは無理してでも買う
まだまだ不景気の時代。
最近は、とにかく「低コスト」という意識が高まりつつあります。日常生活ではできるだけ節約志向が一般的。それは、資格の勉強においても同じことがいえるようで、独学の人が昔に比べて圧倒的に増えたという事実があります。
一方、独学というのはやはり通信講座や通学講座など受験予備校を利用している受験生に比べると合格率は低い。これも紛れのない事実なのです。
趣味的に資格試験の勉強をしていて、特に合格にこだわっていないのならば、あるいは何年かけてもよいから合格できればそれで良い、ということであれば独学でも特に問題は生じませんが、このような時代であればそんな悠長なことを言っていられる受験生も少ないのではないでしょうか?
確かにできるだけ安く合格を目指せるのであればそれに越したことはありませんが、それも考え方一つでいろいろと変わってきます。
時間を買う
例えば、独学をすることで5万円の出費が抑えられたとします。この場合、独学の状態で見事合格を果たせば5万円の費用を節約したことになります。
しかし、合格することができなければ、試験によっては1年間を棒に振ります。次の試験まではあと1年待たなければならない。そうなると、5万円の節約を考慮したことによって、1年という貴重な時間をさらに勉強にあてなければなりません。つまり、1年という時間を失うことにもなりかねません。
1年間というのは長い人生のなかで大したことのない時間かも知れません。しかし、例えば仮にあなたが35歳であれば、残りの時間は40年ぐらい。40分の1を少し費用を節約しようということで失ってしまう。これはよく考えてみれば本当にもったいないことだといえるのではないでしょうか?
お金で大抵のことは買うことができます。しかし、「時間」を戻すことはできません。過去を買うことはどんなことをしてもできない。
一方で、未来を買うことは今回のケースで言えば1年間を5万円で買うことができるということなのです。
資格という存在や価値そのものが過渡期にある今、一刻も早く試験に合格しておくことは受験生にとってもはや常識。その際に、少しムリをしてでも「時間」と「安全性」を買うという考え方は、やはり必要になると思います。
お金は後でも稼ぐことができます。しかし、時間(=命)を増やすことも、過去に戻すこともできないのです。
私がオススメしているのは、勉強方法の「考え方」と「やり方」を買うという考え方です。資格試験の勉強には考え方とやり方があるわけですが、これはまさにあなたの「スキル」になるものであり、あなた自身の身になる「財産」でもあります。
資格試験で押さえることができる知識はその道のみに役立つ専門分野に過ぎませんが、勉強の仕方はこれからの時代を生き抜く「自分の中に入り込むスキル」だといえるからです。
その意味で、勉強方法をマスターするということに使うお金は費用ではありません。自分自身に対する「投資」なのです。勉強だけではなく、仕事にも使える生きたスキル。今年は、少しムリをしてでも、資格の合格と勉強のスキルを手に入れてみませんか?
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