素直すぎる一言に唖然
資格試験の受験指導をしていれば、たくさんの受験生に会うわけで、その中には合格を勝ち取る人もいれば、不合格になる人もいるわけです。全ての受験生に合格してもらいと思いつつも、もちろんそう上手くはいきません。
合格した受験生(合格者)であっても、やはり合格当初は「大変だった」「やはり資格試験は難しかった」という受験生が多いものです。
ただし、こういったコメントが聞けるのは合格からおよそ3日間程度で、それを過ぎれば合格者は口々に「まあ、それほど苦労もしなかったし、やることをやっただけ」というように180度コメントが変わってしまうのですが。合格者になった途端、少し人格が変わってしまうような傾向にあります。それはそれで良いのですが・・・。
ある女子高生が、日商簿検定1級というかなりの難関試験に合格したとき。それは、今でも忘れません。合格を知った瞬間、彼女が言った一言。
「なぁ~んだ。資格試験て簡単じゃん♪」
千人を超える受験生と接してきた中で、合格と瞬間にこのようなコメントを残せる女子高生にはまさに唖然。
涙もなければ感動もない。ただ、「当たり前でしょ」的な反応をしている。
聞いた私が恥ずかしい
試しに聞いてみる。「それって、どういうこと?」
「だって、資格試験って勉強すれば誰でも合格できますよね。結局、勉強するかしないかだけの話ですよね?」
まさに資格試験の核心的な話であって、それをあっけらかんと話してくれる女子高生に、何とも聞いた方が恥ずかしいという状況になったのです。
しかし、このコメントは非常に的を射ていて、さすが!という感じがするのです。
結局、どんなに難しい試験だろうが、誰にでも合格するチャンスはある訳で、そのチャンスを実際に合格という形に変えることができるかどうかは、本人の努力次第。
宝くじと違って資格試験の合格は偶然性の高いものでなく、どちらかといえば努力に見合った「必然性」の方が高いといえます。
この女子高生の言葉を裏返して言えば「合格できないのはあんたのせいよ!」と言われるのだと考えられます。アッパレ!女子高生。
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